「ウマ娘 プリティーダービー」の初舞台作品「舞台『ウマ娘 プリティーダービー』〜Sprinters’Story〜」が15日、東京・品川プリンスホテル「ステラボール」で初日を迎えた。
「ウマ娘 プリティーダービー」とは、実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ「ウマ娘」と呼ばれる少女たちが、「トゥインクル・シリーズ」制覇を目指す世界が舞台。今回はオリジナルストーリーに、歌、蹄鉄の音をイメージしたタップダンスをはじめとしたダンス、圧巻のレースシーン、レースに参加したウマ娘たちが応援してくれたファンへ感謝の気持ちを表すウイニングライブなど盛りだくさんだ。
初日を迎え、公演前に出演者がそれぞれコメントを発表。ダイタクヘリオス役・山根綺は「ヘリオスに出会ってから約3年。声優の枠を超えて、役者としてヘリオスを生きることができ、大変光栄です。底抜けに明るい彼女が私に教えてくれた、本当に大切なこと。そして、舞台に立つ一人ひとりが抱える思いを胸に、カンパニー全員で、全22公演全力で駆け抜けます! ぜひ、あなたの推しウマ娘を見つけてくださいね! この物語がたくさんのトレーナーさんに届きますように。一生忘れられない最高の時間を、一緒に作りましょう!」と呼びかけた。
ヤマニンゼファー役・今泉りおなは「今泉的ゼファーさんの見どころは、普段穏やかなゼファーさんが見せるおちゃめな顔や、感情をあらわにするシーンです。振り付けの動きで遠くに移動するところがあり、そんなときでも本気の全力で走っているところも見どころのひとつです! みんな命を燃やすくらい全力で駆けてきました。本番も燃え尽きるほどに全力で駆け抜けます。私たちの巻き起こす風をぜひ感じてください」とアピール。
ダイイチルビー役・礒部花凜は「正直なところ、ドキドキだったり、楽しみだったり、責任であったり、いろんな気持ちが入り交じっています。試行錯誤を繰り返し、キャスト・スタッフさん一丸となり、そしてルビーと共に研鑽を重ねた日々が一つの作品として形になりました。私たちの全力、そしてルビーの華麗なる走り、どうぞご照覧あれ!」とコメントした。
ケイエスミラクル役・佐藤日向は「ゲートイン、初出走です。いろいろなことが目まぐるしく起こる稽古期間でした。驚きと悔しさで演出の児玉さんの隣で大号泣した日もありました。ここまで私が駆け抜けて来られたのは先生方、そしてたくさんの方の支えがあったからだと強く感じています。支えてくれたみんなにケイエスミラクルと共に恩返しを、最高の舞台で届けたいです。千秋楽までカンパニー一同足並みを揃えてゴールイン目指します!」と意気込んだ。
また、演出を担当した児玉明子氏は「たくさん笑い合い、時には涙を流したり…。この運動量の多い稽古でみんなが流した汗とその涙は、必ず作品に表れて、客席のトレーナーの皆さまに届くと、私は確信しています。お芝居も歌もレースもウイニングライブもある、盛りだくさんの最高のエンターテインメントをお楽しみください!」と自信を見せた。