21日、所属事務所によると、B.Iは21日午前0時にグローバルアルバムプロジェクトを知らせるティザー映像を公開。「Love or Loved」というタイトルのアルバムを完成させるため、B.Iが国内外のプロデューサーやアーティストと継続的に作業をしてきたという。
昨年7月に1stフルアルバム「WATERFULL」でソロアーティストとして活動を始めたB.Iは、米グラミー賞の公式ホームページと関連SNSを通じて公開される新公演シリーズ「GRAMMYs Global Spin」に単独出演。また最近、アメリカのマネジメント会社であるTransparent Artsを通じて大型エージェンシーのWassermanと契約を結んだ。
そんな中、一部からは冷たい視線が向けられている。
B.Iは、昨年9月に薬物購入・使用の容疑で懲役3年・執行猶予4年が宣告された1審が確定。有罪判決2か月後にニューアルバムを発売し、自粛のない活動が物議を醸した。
さらにB.IがYGエンターテインメントに所属していた時に代表プロデューサーだったヤン・ヒョンソクが、2016年にB.Iの薬物使用などについて知ってから、警察の捜査を受けていたAさんの証言をもみ消そうとした容疑で起訴されて裁判中だ。
最近、証人として出廷したAさんが、ヤン元代表がB.Iの事件もみ消しのため「芸能界でお前一人殺すのは簡単なことだ」という趣旨の発言をしたと主張。Aさんはまた「ヤン・ヒョンソクが『うちの子が警察に行くのは嫌だ』と積極的に証言を止めた」と明かして、社会に大きな衝撃を与えた。
歌謡界に大きな波紋を広げた事件の中心人物であるB.Iは、ヤン元代表の裁判が終わっていない時点で、何事もなかったようにアルバム活動を始めると大々的に広報している。大衆歌謡の歴史において恥となるこの事件に対するB.Iの責任感はどこにも見当たらない。