男性11組、INIが8日、東京・日本武道館で初アリーナツアーのファイナル公演を迎えた。
デビュー曲「Rocketeer」で元気いっぱいにスタート。初アルバム「Awakening」の収録曲を中心に33曲を披露し、鮮やかなレーザー光線が飛び交う中、一糸乱れぬ切れのあるダンスで歌い踊った。
田島将吾(24)が「毎日、さ湯を飲んで健康第一してますが、皆さんに会うと、さ湯を飲まなくても、心も体も温まります」とユーモアたっぷりに呼びかけると、満員の8000人は色とりどりのペンライトを振って応えた。
INIは、韓国発祥オーディションの日本版「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で選ばれた日本人10人と中国人1人からなるダンスボーカルユニット。2021年11月にデビューし、同年の日本レコード大賞新人賞を受賞。昨年8月にはロサンゼルスで行われた韓国カルチャーフェス「KCON2022 LA」に出演し、初海外パフォーマンスも経験した。
11人は4都市5会場13公演で12万人を動員したアリーナツアーを全力で完走。アンコールで池﨑理人(21)が「一瞬一瞬を目に焼き付けようとパフォーマンスしたけど足りない。INIはもっと大きくなります」と宣言すれば、西洸人(25)も「本気で世界に行きたいです」と新たな目標を掲げた。
同ツアーの模様は、4月19日にブルーレイとDVDで発売される。