中尾明慶、自身の着物姿に「成人式のヤンキーみたい(笑)」2023年は“ピーマン克服”を目指す

中尾明慶、自身の着物姿に「成人式のヤンキーみたい(笑)」2023年は“ピーマン克服”を目指す

中尾明慶が映画「そして僕は途方に暮れる」の公開直前イベントに参加した

(WEBザテレビジョン)

俳優の中尾明慶が、1月7日に都内で行われた映画「そして僕は途方に暮れる」の公開直前イベントに参加。主演のKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、そして前田敦子と共に着物姿で登壇し、2023年の抱負などを語った。

同作は2018年にシアターコクーンで上演された同名タイトルのオリジナル舞台を映画化。平凡なフリーター・菅原裕一が、ほんの些細(ささい)なことからあらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇で、脚本・監督は「愛の渦」「娼年」など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出している三浦大輔が務める。藤ヶ谷が主人公・裕一を演じ、前田は裕一が5年間同棲している彼女・鈴木里美を、中尾は裕一の幼なじみで、親友の今井伸二を演じている。

同イベントが「仕事始め」だったという中尾。今回は着物姿での登壇だが、「しばらくゆっくりしていて、髭も伸びて、今日和服を着たら成人式のヤンキーみたいだった(笑)。大丈夫かな?ちょっと間違えたかな?と思っているんですけど…せっかくなんで皆さんで楽しんで過ごしましょう。いるよね?こういう人!(笑)」と藤ヶ谷に同意を求めると、藤ヶ谷は「いる!たまにニュースに映る…」と笑い、中尾は「あと少しでクラッカーを鳴らして…(笑)」と、のっけからノリノリ。

そんな中尾は、正月をゆったり過ごせたそうで「妻のご実家にお邪魔して、家族で魚釣りに行ったりとか。息子も結構釣ってましたね。のんびり過ごしまして、で、今日は成人式です(笑)」とかぶせ、報道陣を笑わせていた。

■こういう友達がいたら腹立つなあ…(笑)

中尾は藤ヶ谷演じる裕一の親友・今井役だが、今井目線で見た裕一については「こういう友達がいたら腹立つなあ…(笑)。どんだけ仲良い友達の家でも、泊まりに行って、しばらく居候させてもらって『テレビの音が朝気になっちゃうからさ、もうちょっと静かにしてくんない?』とか、言えなくないですか?」と、当の“本人”(裕一役)・藤ヶ谷に問い掛けると、藤ヶ谷も「言えない。(今井は)仕事してますからね。僕(裕一)は仕事してないですから」と同調。

また、実際に裕一のような人がいたら親友になれるかという質問に、中尾は「いや、無理じゃないですか?こういう人だったら(笑)。でも、ずっとそうなわけじゃなくて、里美との関係だって(交際当初の)5年前は違うわけだし、ちょっとずつちょっとずつ…ね。人によっては、男女に限らずダメなやつが好きな人もいて、自分が世話してあげたいという。今井はそういうところもちょっとあったのかもしれないなと」と否定しつつ、一定の理解も示す。

さらに「僕自身は全然面倒見が良い方じゃなくて、どちらかと言うとダメな男タイプで…どちらかと言えば裕一寄り(笑)。でも、この映画を見ていても、みんなそれぞれ『ここはちょっと分かるな』という部分があると思うので、三浦さんの作品ってすごく面白いなと思いますね」と脚本・演出の三浦を絶賛し、藤ヶ谷も「そうですね。裕一だけじゃなくて、それぞれのキャラクターにクセがあるので。そこも面白いですよね。こういう人っているよな、って人がいっぱいいるので…」と、主人公・裕一だけじゃなく、彼の周囲にも個性豊かなキャラが集まっていることを伝えた。

■前田「充実した毎日を過ごせればそれでいい」

そして今回は、新年早々のイベントということで、2023年の抱負を聞かれた中尾は「料理したいなと思いまして、最近和田明日香さんに平野レミさんの“レミパン”を頂きまして。それを頂いてしまった以上、これはマジで料理をしないと…(笑)。息子も大きくなってきたし、2人でいる時間も結構あるので、男メシじゃないけど、そういったものに挑戦していこうかなと」と明かす。

一方、前田はシンプルに「充実」とフリップに書き、「楽しいだけじゃなくてもいいんですけど、充実した毎日を過ごせればそれでいいなと思って。一生懸命に生きたいですね」と笑顔で語ると、藤ヶ谷は「大事ですよ、本当に」と実感を込めて共感していた。

また、作品の内容にちなんで「2023年は○○から逃げません」という宣言もフリップで発表。「ピーマンから」と記載した中尾は、その理由を「年が明けてから妻の実家にお邪魔していて、そこでサラダが出たんです。そこにパプリカが載っていて、バレないようによけていたんです。そしたら義理のお父さんが全部それをきれいに食べてくれていて、『気まずい!お義父さん、俺が残したパプリカ食べてる〜!!』って。お義母さんに(中尾が残していることを)バレないようにパプリカを食べてくれていると思ったら、これはなんとかして克服しないといけないと思って。2023年はピーマン、パプリカから逃げない!と決めました」と、ほほ笑ましいエピソードを語る。

しかも「僕はそこであえて『お義父さんありがとうございます』とも言わず、“しれっと”しちゃったんですよ。だから本当にダメなやつです(笑)」と中尾が自虐気味に補足すると、藤ヶ谷は笑いながら「リアルな話ってやっぱり面白いですね!」と目を輝かせていた。

映画「そして僕は途方に暮れる」は、1月13日(金)より東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。

◆取材・文・撮影=ブルータス海田

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