2022年に現役を引退した元北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士が2日、テレビ朝日系で放送された『夢対決2023 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 5時間スペシャル』(後6:00〜11:00)の恒例企画「リアル野球BAN」に2年ぶりに復帰した。
石橋貴明率いる“石橋ジャパン”のメンバーは、ゴルゴ松本(TIM)をはじめ、吉岡雄二(富山GRNサンダーバーズ)、原口文仁(阪神タイガース)、山崎康晃(※崎=さつさき/横浜DeNAベイスターズ)、そして、2022年に現役を引退した元北海道日本ハムファイターズでスポーツ王には2年ぶりに復帰した杉谷拳士という、帝京魂あふれる面々が勢ぞろい。
一方、“侍オールスター”は、令和初&史上最年少の三冠王だけでなく、「村神様」が「現代用語の基礎知識選2022ユーキャン新語・流行語大賞」を受賞した村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)、パ・リーグの打撃二冠王に輝いた山川穂高(埼玉西武ライオンズ)、日本一となり日本シリーズMVP獲得など大活躍を見せた杉本裕太郎(オリックス・バファローズ)、横浜DeNAベイスターズの4番打者・牧秀悟、そして、パ・リーグ首位打者・松本剛(北海道日本ハムファイターズ)という実力派がそろった。
打てばサヨナラ、打てなければ負け、という状況で回ってきた“現役最終打席”。快音を響かせた打球だったが、惜しくもファインプレーゾーンに着弾してしまう“らしい”最後となった。「14年間、何してきたんだよ、俺…」と嘆く杉谷に、石橋も「アイツ、持ってないな〜。あれが『ファインプレー』に行っちゃうところで、去年、引退という判断は間違いなかった」と苦笑いだった。杉谷は「14年間の思いを、あの一打にかけた。打った瞬間に『これは、もらった!』と思ったけど、ワンバウンドして、ちょっと右にズレた…。『ウソでしょ?』って」とボヤキが止まらなかった。