矢沢永吉、のどの不調で武道館150回公演ならずも「来年、スケジュール組めるならば1発目に武道館行きますよ」

 デビュー50周年を迎えた歌手の矢沢永吉が23日放送のNHK「MUSIC SP」(午後10時)に出演。今月20日の東京・日本武道館「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2022〜ONE FIFTY〜」最終公演中止について語った。

 生放送となった同番組の冒頭。進行役の高瀬耕造アナウンサーに「のどの調子はいかがですか?」と聞かれると「だいぶ、ちょっとずつ今、戻ってますね。だいぶガサついてますが…」とかすれた声で答えた。

 「今回、達成できなかった武道館150回の壁はいつ超えるのか?」と聞かれる「結局、僕は今、73なんですけど、今から何年か前の矢沢フェスの時に『海の向こうには70超えた現役がいっぱいいる。ミック・ジャガー、エアロスミスも。日本にまだいないんだったら、俺やります』って言葉に酔ったんですよ。言った後、俺いいこと言うなって」とまず苦笑。

 「まあ、その年なんですけど、やれるまで、歌えるまで僕は歌いたいから、来年、予定通りまたスケジュール組めるならば、1発目に武道館行きますよ、武道館組めるならば」と言い切った。

 矢沢は今回の中止について公式ホームページで「非常に残念なのですが、本日の日本武道館公演は、矢沢永吉のヴォーカルとしての一番大事な喉の不良により、中止とさせていただく事になりました」と報告。

 経緯として「一昨日(武道館149回)から喉の調子が悪く、この2日間、どうにか戻そう、なんとかステージに立とうと、いろいろな治療をし、手を尽くしてきたのですが、本日、矢沢本人が難しいと判断しました。こういう中途半端な形ではステージには立ちたくないという思いと同時に、本当に悔しい気持ちでいっぱいです」と説明。

 「コンサートを楽しみにお待ちいただいておりました皆様におかれましては、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。チケットの払い戻しなどにつきましては、詳細がまとまり次第、お知らせさせていただきます」と続けていた。

 矢沢は73歳の誕生日だった9月14日に秋のホール&アリーナ・ツアー「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2022〜ONE FIFTY〜」の開催を発表し、この日がツアー最終日だった。1977年8月26日、日本人ロック・アーティストとして初めて同会場でコンサートを開催して以来、矢沢とファンにとっては聖地中の聖地。2007年12月16日には100回公演を記録したが、ツアーのサブタイトル”ONE FIFTY”にもあるように、最終日の武道館公演で前人未到の通算150回公演を達成する予定だった。

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