俳優の篠山輝信(39)が15日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)にゲスト出演。シナリオコンクールでの受賞について話した。
自身が執筆した、沖縄を題材にした脚本「島」が「第31回新人シナリオコンクール」で最高賞に当たる入選を受賞したことについて、篠山は「もう素直に非常に驚きました。初めて書いたシナリオでしたので、まさかこういう結果になるとは…でもとっても嬉しかったです」とコメント。
MCの黒柳徹子から「賞をもらったことで仕事に対する気持ち、そういうものに何か変化はありましたか?」と尋ねられ、父は写真家の篠山紀信、母は元歌手・南沙織という家庭に生まれた自身は「言ってみれば僕は…あえて正直に言いますけど、親のコネで芸能界に入った人間ですよ」とした上で、「それはズルをしたわけでも、悪いことをしたわけでもなくて僕の環境だったわけですけれども。非常に恵まれていた環境だったと思います」と述べた。
続けて「でも同時にそれは僕自身の実力ではないってことも分かっているつもりなので、芸能界に入った後は自分なりに必死にやってきましたけど、どこかで自分自身で何かをやったみたいな手応えを感じることって、これまでほとんどなかったんじゃないかなっていうふうに思ってまして」と明かした。
さらに、「でも今回シナリオっていうのは、コロナ禍になって絶望して。何かやらなくちゃってことで自分で書き始めて、自分で沖縄の題材を選んでなんとか書き上げて」といい、「もちろん実力は全然ないですし、つたない作品ではあるんですけどこういう結果になったので、少しだけ自分に自信が持てました」と話した。