櫻井が、最初に訪れたのは「三内丸山遺跡」。5900年前の縄文時代遺跡でその大きさは日本最大級。2021年には世界遺産に登録された。広大な敷地には復元された大型竪穴建物や実際の掘立柱建物跡などが見られ、そのスケールの大きさに圧倒される櫻井。ミュージアムでは土器や土偶などが展示され、縄文人の生活をより身近に体感する。数ある土器の中からお気に入りの土器を探したり、土偶の表情のマネをして写真を撮ったり楽しそうに見学。ガイドの説明にも興味津々で、当時の縄文人が津軽海峡を丸木舟でわたった話には「当時も旅をしていたんですね」と驚いた。
土器の復元体験では「難しいパズルだ…」と四苦八苦しながら土器の破片をつなぎ合わせる。土器の破片の裏側に貼られた番号を発見し、「ヒント見つけちゃった」と、したり顔。周りから「ずるじゃないですか」とツッコまれる場面も。お土産コーナーでは松本潤へのお土産選びに真剣な表情。松本のメンバーカラーである紫の縄文土器形のポシェットを発見して「これいいじゃん!」とうれしそうに購入した。
続いてやってきたのは「旧東奥義塾外人教師館」。東奥義塾とは、1901年に青森県で最初に開設された私学校である「東奥義塾」に招かれた英語教師の宿舎で、青森県の重要文化財になっている。ここでは趣のある洋館の建物内にある「サロン・ド・カフェアンジュ」でりんごを使った絶品グルメを堪能。「栄黄雅」という品種で作られたりんごのカレーライスから試食すると「メジャーにならないのが不思議なぐらいおいしい!」と大絶賛。ほかにもりんごのスープやりんご大福、アップルパイに舌鼓を打ち、「それぞれの料理にりんごの甘み、酸味などバリエーションが楽しめて全然飽きなかった」と大満足していた。
そして、最後に訪れたのは青森県五所川原市が2004年に開館した立佞武多を知ってもらうためのテーマ館。実際にお祭りで使われる高さ23メートル、重さ19トンの立佞武多を目の前にし、その迫力に「鳥肌が立った」と興奮。この立佞武多の製作者・鶴谷さんが同じ年齢と聞いて「僕がかねてから提唱している華の82年組ですね。櫻井翔、相葉雅紀、鶴谷さん」と笑わせる場面も。鶴谷さんの提案で立佞武多の色付けにも挑戦する。「責任重大」と周りが与えるプレッシャーで、絵の具が垂れて慌てふためいたり。お祭りでお囃子(はやし)をする「五所川原運公団」と一緒に演奏も体験するなど充実した時間を過ごした。次の松本潤の旅先が気になるようで「そう来たか、さすが松本!って思う旅を期待しています」とバトンタッチした。