柴犬は特に表情豊かと言われていますが、ネコちゃんでもワンちゃんでもどの子にも共通しているのが病院に対する苦手意識。我が家の愛猫タウザー君(♂・2歳6か月)も、病院に連れて行こうとリュック型のキャリーを用意しているとソロリとどこかに隠れてしまいます。
尿管が詰まって1週間ほど入院したことがあり、帰宅した時はうまく立てなかったりしたので、いい思い出がないのでしょうね。お家飼いなので他のワンちゃんたちの鳴き声に驚いたり怖がったり。ただ、猫は悪い所があっても隠そうとする習性があるそうなので気をつけてみてあげないと。
そういう意味でも、うちでは動物保険が大活躍。猫にも犬にも肛門の左右に「肛門腺」というものがあり、その中には臭いのする分泌物が入っています。それがたまってきたら自分で出せる子もいるのですが、うまく出せない子は絞り出してあげないと破裂してしまうことも。私は恐ろしくてとても「肛門腺絞り」はできないので、優しい主治医の先生にお願いしています。でもそれが1回600円(笑)。
加えて人間並みに血液検査や尿検査、CT検査も定期的に受けさせているので、保険にはものすごく助けられています。
猫はもともと砂漠で生きていたため、水をあまり飲まなくてもいい体質なのだとか。現代の環境ではどうしても尿が濃くなってしまい、昔は腎臓病で亡くなることがほとんどだったといいますが、最近、腎臓の働きを改善する遺伝子AIMが東大の教授によって発見されました。そのAIMを外から与えると、寿命が2倍になるのだとか。現在2歳のタウザーが30歳になる姿は、ちょっと想像できませんが。
医学の進歩とともに、猫市場も進化し続けています。尿路結石に配慮し水分補給を目的としたスープや、ドライフードやウェットフードにふりかけるタイプの歯周病を防ぐ歯の研磨剤、水遊び感覚のペット向け給水器、独りでも遊べるタイマーのついた自動ねこじゃらし…。夜中になると、ついついポチってしまいます(笑)。
やっぱり、ペットといると癒やされます。サッカーW杯では日本サポーターが試合会場のごみ拾いで世界の称賛を浴び、それを奴隷根性だとか清掃業者の仕事を奪うとか、いやそんなことないとか論争が起こったり、「手のひら返し」が起こったり。そんな風に人を貶めたり揚げ足を取るようなことはやめて、ペットで癒やされ、プラス思考でW杯の日本代表を応援したいと「にわか」の私は思うのです。ブラボー!!