俳優の生田斗真が主演する映画『湯道』(2023年2月23日公開)より、“いい風呂”の日(11月26日)にちなんで、生田演じる兄・史朗と、濱田岳演じる弟・悟朗が兄弟水入らず(?)で五右衛門風呂に入っているシーンなどの“兄弟カット”が公開された。
同映画は、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」を提唱した放送作家・小山薫堂が、構想約7年の歳月を経て、執筆した完全オリジナル脚本を、『HERO』『マスカレード』シリーズの鈴木雅之監督が映画化。
亡き父が残した実家の銭湯「まるきん温泉」を畳んでマンションに建て替えようとする兄・史朗と、銭湯を守る弟・悟朗の兄弟を中心に、「まるきん温泉」で働く看板娘・秋山いづみ(橋本環奈)、常連客、さらに湯道を究めようとする人々を描くお風呂エンターテインメント。
解禁となった場面カットはほかに、ボイラー室での撒き割り小競り合いシーンと、「まるきん温泉」で同じ方向を見つめ、物思いにふけるシーンがある。
三浦兄弟を演じた生田と濱田は、2015年公開の『予告犯』で犯行を予告する新聞マスク集団「シンブンシ」のメンバーとして共演しており、今作が2度目のタッグ。生田は濱田に対し、「映画人に本当に愛されていて、うらやましいと思うところがたくさんある尊敬する俳優さん」とコメント。
対する濱田も生田に対して「演技はもちろん、現場での振る舞いやスタッフさんへの気配りも素晴らしかった」と絶賛。役柄では喧嘩が絶えない間柄だが、現場での本人たちは相思相愛だった様子。喧嘩シーンなど、阿吽の呼吸を感じる、生田と濱田の兄弟ぶりも見どころだ。