番組では、小栗が演じる北条義時の初恋の人にして、源頼朝の最初の妻・八重役を務めた新垣からの手紙を紹介。新垣は「小四郎殿、お勤めご苦労様でございました。小栗旬さん、長期にわたる撮影を無事に完走されたとのことで、本当にお疲れ様でした」と小栗へ労いの言葉を送った。
続けて「毎話“どうして”、“辛い”と心の中で叫びながら見ています」「八重としては、小四郎殿や金剛が生き抜いてくれていることはきっと嬉しい反面、ここまで多くの人が命を落とし、そのたびに小四郎殿の背中には何かが暗く重くのしかかっていくように見えて、“もう止められないんだろうな”となんとも複雑な気持ちで見守っているんだろうと思います」とつづり、「誰かの想いを背負い続けた人。最終話、どうなってしまうんでしょう。その最後、心して見届けたいと思います」とメッセージを締めくくった。
これに対し、小栗は「八重さんが亡くなっていなければ、こうなってなかったかもしれないんですよねー。嫌ですね、やっぱり歴史は変えられないっていうのは」とコメント。八重については、「自分が演じた小四郎、義時は少し八重さんに対して想いが強すぎて、ストーカーまがいのこともしてしまうみたいなときもあったので…でも、とにかくずっと憧れの人みたいな感じでしたね」「彼女の死に目にも死んだ瞬間にも立ち会えてなくて、気が付いたら亡くなってしまっていたので。それはすごく悲しかったですね」と話した。
5月29日に放送された第21話で、八重は川に取り残された鶴丸(佐藤遙灯)を救出。しかし、三浦義村(山本耕史)が目を離した一瞬、八重の姿は無く川に流されてしまい、亡くなっていた。