■劇場版第25弾「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」
原作者・青山剛昌によるコミックスが100巻に到達(累計発行部数は全世界2.5億部を突破)、TVアニメシリーズも放送1000回を突破するなど、ますます勢いを増している「名探偵コナン」。
1年の公開延期を経て、2021年4月に公開となった劇場版24作目「名探偵コナン 緋色の弾丸」もヒットを記録。世界中で愛される作品として不動の地位を築きあげた劇場版シリーズの最新作が4月15日に公開した。
ゲスト声優には“初声優”に挑戦した白石、主題歌には“コナン初主題歌”となるBUMP OF CHICKEN、劇中音楽には今作で“コナン映画初参加”となる菅野祐悟、そして、降谷零以外は“コナン映画初登場”となる警察学校組(降谷と警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、既に過去の事件で殉職をしている松田陣平・萩原研二・諸伏景光・伊達航)の参戦など、まさに初めて尽くしの劇場版第25作となる。
■「私は恋愛要素のところがすごく好きなので…」
白石が演じた爆弾犯に復讐を誓う組織のリーダー、エレニカ・ラブレンチエワと江戸川コナンの某シーンが泣けると話題になっているそうで、本作を見た感想を求められた白石は「終盤のエレニカとコナン君が向き合って、エレニカの感情が爆発するシーンは、私も見ていてグッとくるといいますか、心が掴まれるシーンだったので、そこも感動するポイントでもありますし、私個人としては警察学校編のみなさんの絆も泣けるポイントかなと思います」と紹介した。
また、本作の見どころを聞かれた白石は「コナンと言ったら事件解決が1番大きいかなと思うんですけど、私は恋愛要素のところがすごく好きなので、佐藤刑事と高木刑事のキュンポイントは何回見ても楽しめるかなと思うので、そこは注目ですね」とアピール。
自身も見ていてキュンときたかを問われ、「すごくしました!どうなっちゃうのって感情になったので、そこは何回も見たいですね」と興奮気味に語った。
■「変な動きになっちゃったんですけど(笑)」
イベントでは、制限時間40秒の間に山崎、高山、白石の順で2周、お題をジェスチャーだけで古谷に伝えるという“風船解体ジェスチャーゲーム”を実施。
ゲームが行われ、1周目の“ヘリコプター”というお題に、挙げた手をプロペタに見立ててくねくねとジェスチャーをして正解に導いた白石だったが、2周目の最後に“スクランブル交差点”という難易度の高いお題に、手をクロスにしてウォーキングをして必死に伝えるもタイムアップ。
ゲームを終え、「ドキドキしちゃって『残り10秒』って言われたらどうしようどうしようってなっちゃってすみません。変な動きになっちゃったんですけど(笑)」と照れ笑いを浮かべた白石だったが、高山からは「素晴らしい動きでしたよ」と称賛の言葉が飛んだ。
◆取材・文=風間直人