元NMB48の高野祐衣(28)が16日、都内で行われた「『日本の食の聖地巡礼・Nara』推進プロジェクト発足発表会」に出席し、日本清酒のルーツ「菩提■(ぼだいもと、■=配の己が元)」でつくられた7つの日本酒を試飲した。
「自然由来の作り方。『乳酸感』をめちゃくちゃ感じる」と専門用語を駆使して説明。実際に試飲した「鷹長」(油長酒造)については「クラシックな純米酒。飲みやすい。甘みとうま味。辛みとかない。いい意味で今どきの味ではない」と話した。
15年にNMB48卒業後、趣味の日本酒好きが高じて、今年7月に東京・西浅草に日本酒専門店の酒屋「ゆい酒店」をオープン。現在は代表取締役を務めている。今もほぼ毎日、日本酒を飲んでおり「飲まなきゃお客さまにお勧めできない。新しい銘柄入ってきたら試飲して」。アルコールの強さについては「平均的な女性よりは強いと思います。記憶はなくさないけど、二日酔いはありますね」と笑って明かした。
◆菩提■ 室町時代に奈良で生み出されたとされる日本最古の酒母(しゅぼ)。奈良市にある菩提山正暦寺が寺院醸造の中心的役割を担い、酒母という概念を確立したことから、日本清酒発祥の地と言われる。