俳優の金子さやかと兒玉遥が12日、東京・池袋のシネマ・ロサで行われた映画『渚に咲く花』の舞台あいさつに登場し、松田圭太監督とトークを展開した。
金子ははじめに「気づけば10年が経っていた」と10年ぶりの映画出演を回顧しつつ、「現場の雰囲気もよく、お芝居だけに集中させていただける環境でした」と感謝を口にした。
初共演となった兒玉については「破壊力ハンパない」「厳しい世界を生き抜いて来ている方なので、私のほうが年上なのに頼りになる感じで、安心してキャッチボールをさせていただきました」と伝えた。これに兒玉は「うれしいです」「こんなに褒められることないので照れますね…」と目を細めていた。
その後、金子は来場者に「素敵な作品に仕上がっているとも思います」「ご友人やご家族にもオススメしていただいて」とコメント。兒玉は「この作品は夢を追う彩花の姿と、都会でがんばる渚の対比が楽しめる。自分の心に置き換えたりしてみると、もっともっと楽しめると思います」「一番好きな作品です」と力強く伝えた。
同作で兒玉は、自由奔放ゆえに人を傷つけてしまう主人公・渚を好演。約10年ぶりの映画出演となる金子は、渚と出会い人生の豊かさとは何であるかと自分を見つめ直し模索する彩花を演じる。このほか赤井英和や中村優一、馬場良馬ら実力派の俳優陣も名を連ね、『最果てリストランテ』や『劇場版・歌姫オバカミーコ』の松田監督がメガホンを取った。