そんな大注目の4人に、ザテレビジョンが直撃! 日頃はYouTubeなどの配信プラットフォームで活躍する彼らにインタビューを敢行し、「アルバムリリース編」「ろふまお塾編」「新たな野望編」の全3回にわたって座談会を掲載する。第1回目となる今回は、発売中の初ミニアルバム「Crack Up!!!!」にまつわるエピソードをお届け!
■ザテレビジョン初登場! …そもそも、この雑誌は知っていましたか?
――今回、VTuberとして初の「週刊ザテレビジョン」裏表紙&誌面に登場いただきました。「ザテレビジョン」という雑誌はご存知でしたか?
加賀美ハヤト:本当に申し訳ないんですけど、正直な話をすると“レモン持っているテレビのやつ”くらいの認識でして…。
剣持刀也:あはは、いや完全にそう(笑)。
不破湊:レモンを持ってることすら知らないかもしれない…。
甲斐田晴:僕も知らなかったですね…。
加賀美:それはやばい!
剣持:レモンを持たせ続ける奇特な雑誌っていう。
不破・甲斐田:へぇ〜!
甲斐田:そうなんだ。あんまり雑誌コーナーに行く機会がないもので…!
不破:そう、外に出ないっすからね…!
加賀美:ひょっとして世代もあるんですかね? 駅中の本屋で、平積みにされたりとかしていると思うんですけど。
不破:コンビニとかにも置いてるんすよね!そういうところで目に入っている機会はあるのかもしんないっすね。
剣持:いや、そんなレベルじゃないくらい有名だけどね!(笑)
一同:(笑)。
■VTuberはテレビを見る時間はあるのか?
――正直にありがとうございます(笑)。そもそもテレビ番組自体、配信活動が忙しくて見る時間がなさそうですが…。
加賀美:でも、けっこう見ます。固定の番組を毎週見ることは確かに難しくなってしまったかもしれないですけれど、テレビ自体は今もすごく好きですね。
不破:最近めっちゃデカいテレビ買いました!
加賀美:(笑)。買ってましたよね!
甲斐田:僕と不破さん、オソロですよね。
不破:一緒に見に行きましたよ。だから、テレビを見たいな〜とは思いますね。
加賀美:65インチでしたっけ?
不破:そのくらいいきましたね。
剣持:でか!
不破:そのとき甲斐田が…甲斐田、何インチ買ったんだっけ?
甲斐田:僕、60かな?55よりは大きかったはず。
不破:そう。でも甲斐田よりはデカいのがいいかなと思って、上のサイズにしました。
一同:(笑)。
加賀美:このテレビの話、こんなに広げるものなんだ(笑)。そもそも甲斐田さんに、私の家のテレビサイズを聞かれたんですよね。
甲斐田:社長(加賀美)にも、どれくらいのテレビがいいかを聞いて。ROF-MAO内でのリサーチを重ねて、テレビを買いました。
加賀美:そうそう。あれは、何で聞いたんですか?(笑)
甲斐田:詳しそうだなと思って(笑)。
剣持:何で“テレビを見るか”って質問から“テレビの規格”の話をしてるの!
一同:(笑)。
■豪華アーティスト提供のミニアルバム発売! 聴いて良し、歌って良しの1枚
――ROF-MAO初のミニアルバム「Crack up!!!!」が、ついに発売されました。syudouさんや前山田健一さんら、豪華アーティストによる楽曲提供も魅力的ですが、ずばり聴きどころは?
加賀美:今回はEPなので、総尺的にも現代人の楽しみ方に合っていそう。聴いていて飽きないですね。
甲斐田:確かに。通勤とか通学の行き帰りで聴くのにちょうど良さそうですね。
剣持:我々が普段ふざけまわっているやつらだから、ちゃんと一つの方向を全員で向いて、何かしているっていうエモさがあります。
甲斐田:ああ〜。
剣持:…エモさが、あります。
加賀美:2回言った。よほど抜いてほしいんだここ(笑)
一同:(笑)。
加賀美:あと、あれかな! なかなか行きづらいかもしれないですけど、カラオケで歌ったら楽しい曲が多いですね。
一同:確かに!
甲斐田:一人で歌うのが大変な曲が多いかもしれないですよね。
不破:そうね。友達と、ぜひ行ったほうがいいかもしんないっすね。
剣持:あはは(笑)。
加賀美:一人でも楽しい曲はある印象ですけど、それは…。
甲斐田:息が持たないかも。
加賀美:それはそうかもしれない(笑)
■歌の収録順で“こぜり合い”ぼっ発!?
――そんなアップテンポな曲もある今回のEP。収録されたときの裏話はありますか?
剣持:一流の方々のディレクションは一流だなっていうのは毎回思います。指示が的確で、こうしたらいいというのが一発で分かります。
加賀美:おかげさまで、曲に色がグッと付きやすくなりますよね。
不破:確かに。人によって「あっもう終わるの?」ってくらい、(収録が)早い人は早かったり。
甲斐田:あと、それぞれ順番に収録するんですけど、前の人の歌を聞きながら録るのが僕は楽しかったですね。(一同:あ〜。)僕は社長の後に録ること多かったです。合いの手で「フッフー!」とか(笑)。
剣持・不破:(笑)。
加賀美:恥ずかしい…(笑)。
甲斐田:「これはすごく楽しそうやな」って!
加賀美:ちなみにその楽しみ、私は一切ありませんでした。
甲斐田:あははは!(笑)
不破:社長は基本的に初動だから、ほぼ味わってないかもしんない(笑)。
剣持:僕は後発だったから、甲斐田君がちょっとカッコつけてるシーンがあると、「何やってくれてるんだよっ!」って。
一同:(爆笑)
甲斐田:いや違う違う!「多分アレだろうな」って思うけど、それはそういうディレクションが入ったんだって!
剣持:あははは。録り直させろ!って思ってました(笑)。
甲斐田:さっき「一流の人のディレクションは〜」とか言ってて、録り直させろってやばいでしょ!(笑)
■甲斐田の真面目な楽曲解説に、一同クレーム!?
――ROF-MAOを始めて知る方にもこのEPをオススメするとしたら、どんな部分でしょうか?
甲斐田:今、若い人だけじゃなくて音楽業界全体で“ノンディレイピアノ”っていう音が流行ってるらしくて。ピアノを弾いたときの反響、いわゆるリバーブ、エコーみたいなものが掛からない、スッと音が途切れるピアノ。例えばYOASOBIさんみたいな。それを取り入れていただいている楽曲もあるので、流行りが好きな人、流行りの音楽が好きな人も楽しめるのかなとは思ってるんですよね。
剣持:テクい、テクい! すご、どうした。
加賀美:(笑)。
甲斐田:なんすか!別に言うでしょ!(笑)こういうこと、たまには。
不破:らしくないよ!
剣持:「値段ですかね」とか言おうとしてたのに、まともで言いづらくなっちゃった…。
加賀美:ちょっと面喰らっちゃいましたね…。
甲斐田:足並み揃えていただいて、皆さん。そんなかんじのコメントお願いします!
加賀美:(笑)。ROF-MAOって軸はありつつ、ジャンルは散っていただいて。その道の一流シェフが来てくださっているから、どれか一つは刺さってくれたらいいなと思いましたね。
剣持・甲斐田:確かに。
甲斐田:遊園地みたいなかんじというかね。
不破:多様性があるよね。
甲斐田:ROF-MAO内でも口ずさむ曲があったり、やっぱり耳に残る楽曲がたくさんあると思っています!
(Vol.2へ続く)