屋良朝幸、無農薬りんご農家・木村秋則さん半生ミュージカル化で願う「なにができるか考えてもらえることができたら」

屋良朝幸、無農薬りんご農家・木村秋則さん半生ミュージカル化で願う「なにができるか考えてもらえることができたら」

『りんご』オンライン公開稽古の模様(C)オリジナルミュージカル「りんご」製作委員会/撮影:岩田えり

(ORICON NEWS)

 俳優、振付師としても活躍する屋良朝幸が8日、東京・自由劇場で上演されるオリジナルミュージカル『りんご』オンライン公開稽古・取材会に参加した。

 誰も知らない答えを探して“りんご”に人生の全てを賭けた男と、その家族の実話をもとにした物語をミュージカル化。青森のりんご農家・木村秋則氏の実話を基に、当時「出来るわけがない」と否定的な意見が多かった、りんごの“自然栽培”に人生を賭けた彼の生き様と、その家族の半生をダイナミックに描く。

 屋良は同作の魅力について「これからの地球や人類、生き物に、大切なメッセージがさらっと込められている」と力説。「これから、僕らのしていかないといけないことを押し付けるわけではなくエンターテインメントだからこそ楽しく見せられていて。これからどうしていかなければいけないかのメッセージも込められている。木村さんにお会いした際も『エンターテインメントじゃないと伝えられないこともある』とおっしゃっていて。お客さんの前で演じる中で、問題定義を持ち帰っていただいて、なにができるか考えてもらえることができたらありがたいです」と力を込めた。

 この日は共演の梅田彩佳、Micro(Def Tech)も同席。けいこ場の雰囲気について屋良は「現時点ではけいこ終わってくれるなと。けいこ場が楽しすぎて、一人ひとり紹介したいくらい」と満喫しているよう。「けいこ中も笑ってセリフ言えないとかそんなんばっか。その瞬間に生まれるものを楽しめる作品。何回見ても新しい発見があるのでは」と自信を込める。

 梅田も「こんなに笑いが耐えないけいこ場ははじめて。このけいこ場の雰囲気がすごくいいから裏まで伝えたいとムービー撮ってくれたり。ステージ上にも雰囲気の良さがたくさん出ればいいな」と笑顔をみせ、Microは「けいこしている間でコミュニケーションをとってくださって。僕は音楽畑から来たものなので芝居経験がそこまでなかったのですが、それをとっぱらっていただいてよくしていただき感謝しています」とカンパニーの団結力をのぞかせた。

 最後に屋良は「次の世代に伝えていける、残していけるものはなにか。すごく考えさせられる作品になる。それをエンタメとして昇華してメッセージがあるので、見終わった後に身近でできることはなにか、実はいっぱいあり、なにをどうして次の世代に残すか、僕らの世代の人が考えることだと思っているので、ひとつのきっかけになれば。あとは目の前で起こることを楽しんでいただければ」と見どころを明かした。

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