女優石田ゆり子(53)が7日、都内で、「フランス映画祭2022 横浜」の記者会見に登壇した。
今年30周年を迎える映画祭で、12月1日〜4日まで横浜で開催される。石田はフェスティバル・ミューズに就任。フランス語で流ちょうにあいさつし、「身に余る光栄です」と就任を喜んだ。そして「フランスという国の文化が本当に好きで、物心ついた時から憧れを持ってきました。映画は人の心と心をつなぐ、世界に共通する総合絵技術です」と話した。
フランスには、19年公開の映画「マチネの終わりに」の撮影で、3週間ほど滞在したという。「パリに住んでいる女性の役で、全部で3週間くらいパリにいて。その時に、暮らすように滞在できたというのが幸せな体験でした。おいしいパン屋さんだったり、市場に行ったり、散歩したり。思い出深いですね」と笑顔を見せた。
フランス映画に出演する場合、どんな役がいいかと問われると「フランスは愛の国だと私は思っていて。人生をとても謳歌(おうか)しているように感じるんですね。日本映画ではなかなか恋愛の話ってあまりないんですけど、ここからはじまる大人のすてきな恋愛映画を、フランス映画に出させていただけるなら、是非」と、笑顔を見せた。
同映画祭のオープニングセレモニーでは、映画「エッフェル」が上映される。