ペダルエフェクターが一堂に会するイベント『東京ペダルサミット2022』が5日から6日の2日間、2019年以来3年ぶりに開催され、エフェクターの展示や試奏はもちろん、トークセッション、セミナー、豪華な商品がプレゼントされるスタンプラリーなども人気を集めていた。
会場には全46社、約150ブランドが出展。ヤマハミュージックジャパンのブースには、『Sunn O))) Life Pedal』や『Rainbow Machine』『Hizumitas』といった「EarthQuaker Devices」のラインナップがズラリとそろい、試奏を希望するプレイヤーが次々に訪れていた。
ローランドのブースに並べられていたのは、王道ブランド「BOSS」のコンパクトペダル群。名シリーズ「WAZA CRAFT」の各機種はもちろん、1日に発表されたばかりの新製品『SL-2 Slicer』も用意され、注目を集めた。
コルグのブースでは、「VOX」の「VALVENERGY」シリーズや、はんだ付けなしで簡単に組み立てられることを魅力とする同社のDIYブランド「Nu:Tekt」のモデルが揃った。来場者は、同社とノリタケ電子によって共同開発された次世代型真空管『Nutube』のサウンドを確かめていた。
パール楽器製造のブースには、10月30日にリリースされた「Five-State」シリーズの最新機種『Eons Five-State Fuzz』をはじめ、「WALRUS AUDIO」の製品が所狭しと並ぶ。印象的な筐体デザインに加え、汎用性の高さと個性の強さを兼ね備えた音色で来場者を楽しませた。
同イベントはきょう6日17時まで、東京・アーツ千代田3331にて入場無料で開催。現在までに1000人以上が来場し、各ブランドの新製品や注目アイテムの音色を自ら鳴らしている。