元衆院議員でタレントの杉村太蔵が5日、読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演。「人生が変わった瞬間」のテーマで、飛躍的に境遇が変わった出来事を明かした。
杉村は2005年9月、衆議院議員総選挙で当時最年少当選し、「小泉チルドレン」として09年まで1期務めたが、10年7月の衆議院議員選挙に落選。無職になって困っている時に爆笑問題がMCを務めるTBS系「サンデージャポン」から出演の声がかかったという。
「一生懸命しゃべったら、太田さんが『薄い』って言われて。あったま来たんですよ、薄いとは何事だ!と。まだキャラが確立されてませんでしたから、元衆議院議員の肩書で出てたんで」とその時は腹を立てたものの、「そしたら翌日から『薄口政治評論家』になって。これが大ヒットしましたね。薄口政治評論家っていう肩書をもらってから、ブワーッと生活が変わりました」と今では感謝。
それでもイメージを守るのが難しいこともあるようで、以前、北海道出身者として北方領土問題で当時の安倍首相とプーチン大統領が再び会談することへの考えを問われ、「そうですね、帰ってくるといいですねー」と熱く話したところ、スタッフから「もっと薄く」というカンペが出たという。「これは難しいなー。どうやってやるんだろなってホントに考えちゃいました」と笑いながら振り返った。