スピリーグサポーターに就任した“3坂道”が集結
日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグ「eBASEBALLプロスピAリーグ」(通称:スピリーグ)」の2022シーズンが11月5日に開幕する。今年は「乃木坂46」「櫻坂46」「日向坂46」の野球大好きメンバーが大会のスペシャルサポーターに就任し、試合を盛り上げる。開幕を前に、「乃木坂46」の久保史緒里、「櫻坂46」の小池美波、「日向坂46」の佐々木久美がENCOUNTのインタビューに応じ、eスポーツの印象やプロ野球への思いを語った。
「eBASEBALLプロスピAリーグ」(通称:スピリーグ)はモバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」を使用した、日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメント共催のプロ野球eスポーツリーグ。プロ野球12球団を代表する各球団3人、計36人のプロプレイヤーがセ・リーグとパ・リーグのeペナントレースを戦い抜き、日本一を目指す。
この日は宮城県出身で東北楽天ゴールデンイーグルスファンの久保、阪神タイガースファンであり、佐藤輝明内野手と中学校の同級生という小池、そして祖父の代から大の読売ジャイアンツファンの佐々木が集結。“3坂道”がそろうレアな機会が実現した。
――「スピリーグ」2022シーズンのスペシャルサポーター就任おめでとうございます。まずは、eスポーツにどんな印象を持っているかを教えてください。
小池「別のタイトルですが、eスポーツの試合を拝見したときにすごく盛り上がっている印象を受けました。体を動かすのではなく、ゲームで試合をするというところが、新しい競技としてとてもおもしろいと思います」
久保「乃木坂46のメンバーにはゲーム好きな子が多いんです。大会に出ている同期もいて、お仕事終わりに『ご飯いこう』と誘っても『今日は練習あるから』と言われてしまうほど、熱心に取り組んでいたのを近くで見ていました。ものすごく熱中しているのを見て、本当に熱いものなんだと感じていました」
佐々木「ほかのタイトルの大会サポーターをやらせていただいたことがあるのですが、スポーツなので皆さんがかける思いがすごいんです。目標に向かって練習もしてきているでしょうし、その熱い試合に感化されて私もゲームを始めようと思いました。eスポーツ大好きなので、またこうしてサポーターとして大会を見ることができてうれしいです!」
――「乃木坂46」「櫻坂46」「日向坂46」の“3坂道”が合同で活動するのは珍しいのでは。
佐々木「最近はゲームをきっかけに坂道グループが集まることが多いと思います。小池さんはもともと同じグループの先輩だったのでお話することはあったのですが、久保さんとはあまりお話したことがないんです……。いつもインスタグラム見てます!(久保を見つめながら) お話してみたかったのですが、こういう機会がないとお話することもないので、うれしいです」
久保「私もうれしいです! ものすごく人見知りで、メンバーにも人見知りをしちゃうくらい。最近では、『野球の話をしているときだけじょう舌だよね』って言われるようになっちゃって……。でも、それがきっかけでこういうお仕事でご一緒してお話できるのはすごくすてきなつながりですよね。恥ずかしくて皆さんの目を見れないのですが……(笑)」
――「乃木坂46」にはパ・リーグファンのメンバーが多いとうかがいましたが、シーズン中はどう過ごしていますか。
久保「楽屋では野球好きトークもしますし、とても仲がいいのですが、試合を見ながら小競り合いしたりもします(笑) 一緒に試合を見ていて、後輩に『すみません、勝たせてもらいました』と言われたりもして。そういうコミュニケーションを楽しんでやっています」
――プロ野球選手の中には、皆さんのグループの楽曲を登場曲に選んでいる人もいます。
小池「欅坂46と櫻坂46の『Overture』を使っていた選手がいるとファンの方から聞きました。私たちもライブが始まる前にOvertureが流れて『よし、気合を入れていくぞ!』となるので、同じ気持ちなんだと思えてすごくうれしかったです。私ももし自分がプロ野球選手だったら、Overtureを流したいと思います」
佐々木「皆さん、自分のテンションを上げたり、勇気づける曲を選ぶと思います。そういう曲に自分たちの曲を選んでくれるのは皆さんのお力添えができた気持ちになってうれしいです!」
久保「福岡ソフトバンクホークスの泉圭輔投手がずっと3期生の曲を登場曲にしてくださっていて……。ラジオで『3期生の新曲が出ますよ』とお話したら、本当に次の週からその曲にしてくださって、むしろ申し訳ないと思いながらもすごくうれしかったです。中継ぎの投手だと、投球練習もあって曲が流れる時間が長いんです。球場に自分たちの曲が響き渡っているのは不思議な感覚ですね」
――いよいよ11月5日、6日に「eBASEBALLプロスピAリーグ」2022シーズンが開幕します。最後に、大会に向けての意気込みを聞かせてください。
佐々木「私たちが皆さんを応援する立場になれたことがすごくうれしくて、光栄です。私はまだゲーム初心者ですが、もっとやりこんでみてくださる方と一緒に楽しめる大会にできたらと思います!」
久保「スペシャルサポーターとしての活動を通じて私も『プロスピA』をプレイしているのですが、野球の知識や自分があまり詳しくない球団の選手についても詳しくなってきました。好きな球団が違ったとしても、野球の輪がどんどん広がって、いろんな縁がつながっていくところがすごくすてきな大会。私たちもその一員として輪の中に入らせていただいて、精いっぱい応援していきたいです」
小池「私もスペシャルサポーターの就任が決まってから『プロスピA』をダウンロードしました。今まで試合を見ることはあっても、試合をすることはなかったのですが、私みたいな初心者でもゲームで本格的な試合がやりやすいと感じました。選手名鑑を見るのもすごく楽しくて、いろんな選手を知ることができます。微力ながら、皆さんを応援できたらうれしいです!」ENCOUNT編集部