俳優イ・ビョンホン&イ・ミンジョン夫婦、女優イ・シヨン、歌手キム・テウ&キム・エリ夫婦、タレントのキム・ナヨンなどが代表的だ。
ヒョンビンとソン・イェジンは4月12日、米ロサンゼルスのトムブラッドリー国際空港に到着した。3月31日に結婚式を挙げた2人は、新婚旅行を楽しむためにロサンゼルスを訪れた。2人はロサンゼルスで甘い時間を過ごした後、ハワイに向かうと予想される。
ロサンゼルス現地で撮影された映像を見ると、2人はアメリカに到着してもマスクをつけていた。アメリカはマスクの着用を強制しない国のひとつだ。そのためマスクをつけていない現地ファンが2人の周囲に集まるシーンもあり、韓国国内ではヒョンビンとソン・イェジンの健康と安全を心配する声が出たりした。
ノーマスクで海外旅行を楽しむスターたち
同日、アメリカに滞在中のイ・ビョンホン&イ・ミンジョン夫婦のニュースも伝えられた。2人は最近、ゴルフの「第86回マスターズトーナメント」を参観するためにアメリカに出国した。イ・ビョンホンはこの日、自身のSNSを通じてアメリカでマスクを着用しないまま撮った写真を共有した。
現在までイ・ビョンホンとイ・ミンジョンの帰国日程は伝えられていない。そのためゴルフという共通点を持っているヒョンビン&ソン・イェジンと会い、一緒にラウンドするのではないかという推測が出たりもした。
トップスター夫婦の出国の知らせが相次いで伝わっているだけに、“ノーマスク”で楽しめる海外旅行がさらに羨望の対象となっている。
そのうちキム・テウ&キム・エリ夫婦もロサンゼルスで近況を伝えた。キム・エリは去る4月11日、自身のSNSに「2時間寝て、すぐの強行スケジュール」という文章と複数の写真を掲載した。それは2人がアメリカ旅行を楽しみながら撮った写真で、写真の彼らはマスクをしておらず、注目を集めた。
“ノーマスク旅行”でイシューとなったスターとしては、キム・ナヨンやイ・シヨンもいる。キム・ナヨンは最近撮影のためにハワイに行って帰国し、イ・シヨンは2022-2023スイス政府観光庁広報大使に選定されて長期間、スイスの都市を訪問した。2人は異国的な風景はもちろん、マスクを取った自由な雰囲気を伝え、大衆の羨望を受けた。
ただ一部からは、芸能人の“ノーマスク海外旅行”を懸念する声も出ている。トレンドを主導し、大衆文化に影響力を及ぼすスターたちが、新型コロナが終息していない時点でマスクを着用しないまま海外旅行を楽しみ、それをSNSで共有することは軽率だという指摘だ。
4月13日、韓国の疾病管理庁・中央防疫対策本部危機疎通チームによると、海外から流入した新型コロナ累計感染者数は計3万1489人だ。これは全累計感染者数1583万644人のうち、わずか0.1%ほどにすぎない。
海外旅行に対する認識が緩んだ最近1週間の海外流入事例も、変動幅は大きくない。4月13日37人、4月12日33人、4月11日21人、4月10日27人、4月9日40人、4月8日31人、4月7日40人が海外流入感染者に分類された。
医療界のとある従事者は4月13日、本紙『スポーツソウル』との通話で「実際に今の状況で(外部)マスク着用は無意味だ。海外旅行と新型コロナ感染の相関関係も現場で体感することが難しい。韓国でも防疫が緩和される傾向であるだけに、あえて海外旅行に対する否定的な認識を持つ必要はないと考える。ただ、手洗いなど個人防疫は緩めないこと」と明らかにした。