これまでも「行列」メンバーによって行われたチャレンジ企画。フワちゃんは「私もやりたい企画がある!私って(ブルーザー・)ブロディに似てるんだって。コメントでも“プロレスっぽい”ってよく言われるの」と、チャレンジに至った理由を説明した。
その後は、女子プロレス「スターダム」のもとで、約5か月間に及ぶ厳しいトレーニングを続けたフワちゃん。最初は付いていくのにやっとだったが、ドロップキックの練習では他の選手から「めっちゃキレイ!」と言われるなど、ポテンシャルの高さを見せつけた。そして、今月23日、東京・立川立飛大会にタッグマッチで華々しくデビュー。葉月とタッグを組み、妃南&ワンダーオブスターダム王者・上谷沙弥組と対戦した。
試合は相手から何度も蹴りを入れられながらも、客席からの手拍子を力に変えて立ち上がった。「もっと来いよ」と煽られるシーンもあったが、その中で練習してきたドロップキックやブレーンバスターを決めてファンを沸かせた。その後もフォールで抑え込まれるもブリッジで回避し、何度も立ちあがった。しかし、最後は上谷のファイヤーバード・スプラッシュに屈して、プロレスデビュー戦は黒星となった。
試合後のマイクで、フワちゃんは「いやー、やられた。負けた、負けた。みなさんありがとうございました。頭も首も肩も腰も痛いし、ネイルの先まで痛いくらい」と、悔しさを爆発。「でも、一番最初に思ったことが“楽しかった”ってこと!ヤバいよね、プロレス大好きです。あと、自分の必殺技もほしい!」と次戦に向けて闘志を燃やすと、会場からは割れんばかりの拍手が送られた。
中継を見た武藤敬司は「素晴らしい。デビュー戦じゃないみたい。10年選手のようなね、本気でプロレスやってますよね」と絶賛。業界きってのプロレス通の古坂大魔王も「あれだけ心をつかんで。正直、歴史に残るような試合だったと思います」と拍手していた。また、実況を務めた「くりぃむしちゅー」の有田哲平は「すごいじゃん!最後のマイク、グッと来たよ。コスチュームも似合ってるし、よかったよ。きょうは合格です!」と、最大の賛辞を送った。
ツイッターでも「フワちゃん」がトレンド入りするなど、大きな反響が。「泣いた」「本当に格好いい」「魅せ方最高」「先輩選手とも素敵な関係性で素敵すぎた」「想像を遥かに上回る素晴らしい試合だった」「フワちゃんの試合観て勇気もらったよ!」「やっぱりプロレスって最高!」「次の試合も楽しみにしてます」と絶賛する声が相次いでいた。
番組終了後、フワちゃんがツイッターを更新し「これでみんなから褒められる一週間はおしまい!明日からまた健気に頑張ろう!」と投稿していた。