インド娯楽アクション映画のサービス精神さく裂『マスター/先生が来る!』11・18公開

インド娯楽アクション映画のサービス精神さく裂『マスター/先生が来る!』11・18公開

インド映画『マスター/先生が来る!』11月18日より全国公開(C)B4U Motion Pictures (C)Seven Screen Studio(C)X.B. Film

(ORICON NEWS)

 インド映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』『ロボット』等で日本でも知られるラジニカーントに次ぐ人気を誇るヴィジャイが主演する映画『Master』が、『マスター/先生が来る!』の邦題で、11月18日より全国公開される。

 超人的なカリスマ性と身体能力を誇り、満を持して登場すると無数の敵をなぎ倒す。キレキレのダンスや歌唱を劇中に何度もこなし、ヒロインも周りの人々も夢中にさせる漢っぷりを振りまく伊達男の主人公。様式美ともいえるお約束で観客を熱狂させてきたインドの娯楽アクション映画界。その中で、“大将”という愛称で親しまれ、インド・タミル語映画界の寵児となったヴィジャイの2年ぶり、64作目となる。

 ヴィジャイが演じるのは名門大学の教授JD。腕っぷしの強さと、型破りな行動力で生徒の人気を集める名物教授だったが、不祥事の責任をとって少年院に赴任する。そこは最凶のギャング、バワーニに支配された少年たちが犯罪と暴力に染まる劣悪な場所だった。JDは少年たちの更生を賭けてバワー二との対決に立ち上がる。

 完全無欠のヒーローに対抗しうる強烈な悪役、バワーニに、スター映画とは縁遠い演技派として“タミル民の宝”の愛称で人気を集めるヴィジャイ・セードゥパティを配した対極的なWスターキャストとなっている。

 監督は、2019年に『囚人ディリ』のヒットで、スタイリッシュなアクションノワールを描く作家性が注目を集めたローケーシュ・カナガラージ。アクションのみならず、泣きのドラマ、華やかなダンス、喜怒哀楽全てをぶち込んだインド娯楽アクション映画のサービス精神の神髄を見せつける。

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