King Gnu井口理、演技に生かしたのは「独り言」 移動中も「ずっと歌ってた」と指摘され

King Gnu井口理、演技に生かしたのは「独り言」 移動中も「ずっと歌ってた」と指摘され

映画「ひとりぼっちじゃない」で東京国際映画祭の舞台あいさつに登壇し笑顔を見せるKing Gnuの井口理(撮影・たえ見朱実)

(日刊スポーツ)

King Gnu井口理(28)が28日、都内で、東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」に正式出品された、映画「ひとりぼっちじゃない」(伊藤ちひろ監督、23年春公開予定)Q&Aに登壇し、同作についての観客からの質問に答えた。

上映前に舞台あいさつにも登壇した井口は、観客と途中まで劇場で見ていたといい「みなさんの疲れている感じは見て感じました」と苦笑い。さらに「映画予告を見てきた方は恋愛映画とだまされたと思います。始まる前に『そうじゃないよ』って言えば良かったです」と笑わせた。

同作を見た観客からは「感情の変化の作り方」について質問された。井口は「原作は日記に書かれているけど、映画では日記の部分は省かれて体の動き、表情で表す部分が大きいので後半に向けてススメの心の変化を表現するために何を思っているを明確にして臨みました」と答えた。

自身の癖を劇中に生かした部分もあるといい「内面の偏屈な部分が出るシーン、僕も独り言が多い方なので、そういう部分はちょっと生かしてみようかなって思いました」と話した。この日もイベントの道中も移動バス内で口ずさんでいたと話し、舞台あいさつに登壇した馬場ふみかに「あなたずっと歌ってたよ」指摘されたことを明かした。

伊藤監督は井口の起用について「脚本書く前に、原作を読んでもらって井口君がやってくれるなら映画化しようと思いました」と明かし「以前見た映画の井口君の芝居が好きで、映画化できるかと思ったときに頭に浮かんだのが井口君だった」と話した。

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