北村龍平監督、3・11は風化させない 「天間荘の三姉妹」の公開に誓う

米ハリウッドで活躍する映画の北村龍平監督(53)が27日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月〜金曜前5・0)にゲスト出演した。メガホンを執った映画「天間荘の三姉妹」が28日に公開される

2011年3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、少しでも鎮魂になればと描き始めた漫画家、高橋ツトムさん(57)の「天間荘の三姉妹 スカイハイ」が原作。あの震災で妹夫婦を亡くしたパーソナリティー、生島ヒロシ(71)にとっても感慨深い作品だ。

「試写会を見てずいぶん泣きました」と生島。北村監督は「とてつもない災害も、人は時間がたったら忘れてしまう。あの震災を忘れまいと生まれた原作を世界に届けたいと思ったんです」と語った。主演の女優、のん(29)と28日に大阪・梅田ブルク7、29日には東京・新宿バルト9で舞台あいさつを行う。

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