囲碁棋士最年少9歳・藤田怜央初段、デビュー戦は完敗…序盤の悪手で早々と劣勢

囲碁棋士最年少9歳・藤田怜央初段、デビュー戦は完敗…序盤の悪手で早々と劣勢

第 48期新人王戦・予選1 回戦で渡辺貢規四段(左)を相手にデビュー戦を打つ藤田怜央初段(カメラ・筒井政也)

(スポーツ報知)

 囲碁の世界最年少棋士で9歳の藤田怜央(れお)初段が25日、大阪・関西棋院での48回新人王戦・予選1回戦でデビュー戦を迎えたが、黒番の渡辺貢規四段を相手に中押し負け(投了)した。

 藤田初段は序盤早々の強気な攻めで悪手が出た。師匠の星川拓海五段は「普段は布石が得意で冷静な印象だが、激しく行った。気合が入り過ぎたかな」と解説。午前10時の開始で、その1時間後には早くも劣勢となり、反撃の糸口も見いだせず、完敗を喫した。

 持ち時間が各3時間と、早碁が中心だった藤田初段には未知の長さで、間が持たないのか、渡辺四段の考慮中にイスの上で体をくねらせたりする場面もあった。

 藤田初段は関西棋院の英才特別採用第1号として9月1日に入段した。9歳4か月での入段は世界最年少。

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