山本譲二「比翼の鳥」48年の歌手生活で初めて!カップリング曲を無理言って表題曲に

【東スポ音楽館】演歌歌手・山本譲二が昨年末にリリースしたシングル「比翼の鳥」(作詞・日野浦かなで/作曲・徳久広司)が好調だ。山本にとってもこだわりの一曲になっている。

 ――新曲はどんな作品ですか

 山本「詞の世界観は、ひとつの体に頭が2つ、右の頭には右目が1つ、左には左目が1つ、2人が協力して支え合っていかないと飛べないという中国の伝説の鳥『比翼の鳥』をモチーフに、夫婦の絆をテーマにした夫婦(めおと)ものです。思わず口ずさみたくなるサビが印象的なワルツの演歌です」

 ――曲を最初にもらった時の印象は

 山本「当初はカップリングの曲でしたので、カップリング曲なんだという印象でした。ですが、レコーディングを終えまして、サビのフレーズが頭から離れず、マネジャー経由でディレクターに無理を言って、『比翼の鳥』を表題曲に変えていただきました。こんなわがままを言ったのは48年の歌手生活で初めてでした」

 ――歌詞にも「夫婦道」とありますが、山本さんにとって奥さまの存在は

 山本「かけがえのない存在です。今さらですが感謝しています。これからもひとつよろしくお願い致します!と言いたいです」

 ――今回の新曲を発表したタイミングでツイッターもスタートした

 山本「ガラケーですよ? ガラケーでツイッターってできるんですか(笑い)。そういうことで、僕自身はガラケーなので、端末を操作することはないんですが、僕とスタッフの間で、アナログ的なやりとりをして、投稿を続けてくれています」

 ――最近はお孫さんの雅也くんと遊ぶのを楽しみにされているとうかがいました

 山本「将棋を覚えるようになりました。すでに何度も対局しています。“中飛車”から攻めてきたときは『やるな!』と驚きました。お絵描きも好きなようで、週末、わが家に遊びに来た時のためにホワイトボードを買いました。雅也くんが絵を描いて、『これなーんだ?』と出題されるのが恒例です」

 ――ファンの方へメッセージをお願いします

「まだまだお会いする機会も少ないですが、どうぞお体ご自愛ください。新曲もよろしくお願いします」

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