9月30日から文化放送「アンジェリーナ1/3のA世代!ラジオ」(金曜後8・30)のパーソナリティーを務めているアンジェリーナ1/3(20)が18日、東京・浜松町の同局で取材に応じた。
アンジェリーナ1/3(通称・アンジー)は6人組ガールズバンド「Gacharic Spin(ガチャリックスピン)」のマイクパフォーマー。同局の6月の特番を経てのレギュラー番組化に「ラジオをやりたかったのでうれしい。回を重ねて成長する姿を届けられれば」と意欲を示した。
同局の担当者は「ラジオ業界のスターになる存在。ライブに集まるファンの年齢層が幅広く、見た人は元気をもらって帰って行く。彼女の番組を聴くと元気になる。事あるごとにいろんな番組を作って行きたい」と同局の期待感を強調した。
アンジーは4月、講談師・神田伯山の新型コロナウィルス感染を受け、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」で代役パーソナリティーを担当。「ラジオの素晴らしさに気づいた。リスナーからの反響が大きく、表現者としてうれしかった。自分はしゃべっていかなくちゃいけない人間だと思った。『リアル』を伝えられるラジオが好き」と思いを明かした。
パーソナリティーとして「20歳にしか出せない、いい意味での無鉄砲さ、荒削りさを出したい」と抱負。今後に関して「神田伯山さんには1回しかお会いしていないが、兄だと思っているので、いつかゲストにお招きしたい。たくさんの人の前で『ありがとう』と言えるイベントも開きたい」と話した。
バンドではマイクパフォーマー担当だが「ボーカルなど声を使う表現を全てやっていいポジションで、ラジオもその一つ。全ての表現に挑戦していきたい」と幅広い活動への意欲を語った。