【舞いあがれ!】貴司が共感した詩を全文掲載 ネット感動「この物語を暗示?」「色んな解釈が」

【舞いあがれ!】貴司が共感した詩を全文掲載 ネット感動「この物語を暗示?」「色んな解釈が」

貴司(左)と舞。10月18日投稿の「舞いあがれ!」の公式インスタグラム(@asadora_bk_nhk)より。「撮影合間に翼付きばらもん凧(だこ)と一緒にパチリ。鳥みたいに高く…は飛ばなかったけど、撮影は楽しそうでしたよ〜」

(スポーツ報知)

 女優の福原遥がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月〜土曜・午前8時)の公式ツイッターが18日に更新され、同日の放送で登場した詩集の全文を紹介した。

 その第12話では、舞(浅田芭路)は模型飛行機づくりに必要な本を探すため、友人の貴司(齋藤絢永)と古書店へ。貴司は、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が演じる店主・八木巌が書いた詩集を読んで、心動かされ…というシーンが描かれた。

 公式ツイッターではこの詩集を取り上げ「この世に2冊しかない、八木さんの詩集。貴司くんが共感していた詩はこちらの『白い蝶(ちょう)』です」と、その詩集の全文を掲載。「この詩は『舞いあがれ!』の作者、桑原亮子さんの作品だそうです」と明かした。

 詩集のタイトルは「どこからも遠い場所」で、その中に載っている一つが「白い蝶」。

***

 【「白い蝶」の全文】

 静かな夜に

 白い蝶が生まれようとしていた

 大地にたよりなく根差した

 一本の細い茎が

 しかし

 蝶になろうとするものの重みを

 立派に支えていた

 その茎の先では

 青い花が

 不安な揺れに花弁をひとひら失って

 それでもなお

 白い蝶の無事だけを祈っていた

 その花の上では

 半月が

 やわらかい光を

 辺り一面にそそいでいた

 白い蝶の初めて見る世界が

 美しくあるようにと

 けれども

 蝶の孤独な闘いに

 手を貸してやれるものはいなかった

 蝶もそして茎も花も月も

 ひとりぼっちなのだ

***

 美しい日本語でつづられ、これを読んだファンは「寂しくキレイ。そして、厳しくて優しいとも思えて、思わず胸がいっぱいになりました。この物語を暗示しているのでしょうか?」「蝶は舞、茎は浩太さん、花びらはめぐみさん、月は祥子さんかな、と思いながら読みました。色んな解釈ができて、詩は素敵ですね」「貴司くんは月でしょうか、花でしょうか」「なんてきれい過ぎる詩」などの感想を寄せていた。

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