不適切な演出問題で19年9月に放送終了したTBS系紀行バラエティー番組「クレイジージャーニー」(月曜午後9時)が17日、3年ぶりに復活した。
番組はMCの松本人志(59)、女優の小池栄子(41)、お笑いコンビ・バナナマンの設楽統(49)のトークでスタート。松本が「どんなことがあったか、ちょっとざっとV(VTR)で」とボケると設楽が「どんなクレイジーな番組なんですか」とツッコんだ。月曜9時放送となって裏番組のフジの月9ドラマに小池が出られないのでは?と2人が心配するも、小池は「この前1度出させてもらったのでもう大丈夫です」といい「どの時間でもやらせていただきます」。これを松本が「ヤラセでいきます」と聞き間違え。設楽が「そういうこと言わないでください」と治めた。
復活最初の紀行では、ジャーナリスト丸山ゴンザレスがパナマのギャング紛争地帯に潜入。抗争中のギャングを直接取材した。アジトの中に入り、無造作に置かれた拳銃などもカメラに収めた。中にいた若者たちはシンセン・ギャングと名乗り、コカインの密売などを行っていると明かした。ギャングから「殺したいやつがいるなら殺してやる」などと言われ「俺たちはもう仲間だから」と弾を抜いた拳銃を握らされた。抗争の相手に狙われる危険を考慮し、そこで取材を切り上げた。
ファンにとっては待ち望んだ番組復活で、ツイッターのトレンドにも「クレイジージャーニー」が急浮上。「やっぱりおもしろい」「内容豪華すぎ毎週見る」「久しぶりに、、、テレビにかじりついてる」などのコメントが集まった。