男闘呼組 涙の29年ぶり復活ライブ!「信じられない光景、本当にありがとう」

男闘呼組 涙の29年ぶり復活ライブ!「信じられない光景、本当にありがとう」

 29年ぶりとなるライブを行った男闘呼組(C)DAISAKU URATA

(デイリースポーツ)

 今年7月、TBSテレビ「音楽の日2022」にて活動再開を発表した、4人組ロックバンド・男闘呼組が15日、東京ガーデンシアターで29年ぶりとなる再結成ライブ「男闘呼組1988」の東京公演を行った。第1章、第2章を合わせて約13000人のファンが、成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽の4人が再びステージに並ぶ奇跡の瞬間を見届けた。

 オープニングから感涙する人の姿も多く見られる中、「行くぞーー!」と高橋が叫び、スタート。MCでは「みんな、帰ってきたぜ! 逢いたかったぜ! 本当に奇跡が起きたよ!今日は29年分の想いを込めて、バリバリ楽しませるよ!」と笑顔で開幕した。

 「DAY BREAK」、「秋」、「TIME ZONE」、「CROSS TO YOU」といったヒット曲はもちろん、1988年リリースのファーストアルバム「男闘呼組」収録曲や、メンバーそれぞれがボーカルを取るソロ曲など、ファン垂涎の往年の名曲たちを惜しげもなく披露。アンコール含む全17曲を披露した。

 最後のMCでは、長年待ち続けたファンへ感謝の言葉を伝えた。高橋は「俺たちは男闘呼組のことを忘れたことは無かった。ずっとついて来てくれてありがとう。帰って来てくれてありがとう」、岡本は「みんなに会う前に、この3人に会いたかった」、前田は「29年前に最後にやったステージと同じ気持ちで、前で動いてる3人が見れて、めちゃくちゃ気持ちいいです」と感無量のようす。

 成田は「再始動を実現するため、色んな人の協力がありました。信じられない光景です、本当にありがとう」と感極まって涙すると、高橋が肩を抱くシーンもあった。約2時間のステージを駆け抜けると、「来年の8月まで突っ走るから、みんなついて来てよ!」と力強く告げた。

 本公演は、10月16日(日)東京ガーデンシアター、12月15日(木)名古屋国際会議場センチュリーホール、12月17日(土)、18日(日)大阪城ホール、12月26日(月)、27日(火)東京ガーデンシアターにて開催される。

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