<※以下、ネタバレ有>
稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。鎌倉を舞台に、御家人たちが激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。
ゲストは義時役の小栗、北条政子役の小池栄子、北条泰時役の坂口健太郎、北条時政役の坂東彌十郎、比企能員役の佐藤二朗。MCはテレビプロデューサーの佐久間宣行氏、同局の杉浦友紀アナウンサー。
三谷氏が佐久間氏と対談し、最終回(第48話、12月18日)を展望。源頼朝役の大泉洋、源義経役の菅田将暉、上総広常役の佐藤浩市からのスペシャルメッセージも届いた。
第15話「足固めの儀式」(4月17日)、非業の最期を迎えた“坂東の巨頭”「上総介殿」がランクイン。
「#上総介を偲ぶ会」の反響に、佐藤は「時代劇の死の描き方としては、ある種の妙なフックのあるリアリズムというか、何かそういった場面をみんなで作れた。喪失感、悲しみ、絶望、色々な意味合いのことを見る側のお客さんたちが受け止めてくれたということは、自分で思ったより、その反響も含めて驚きました」と心境。
広常がはいつくばるように手習いに励むシーンは佐藤のアイデア。板画家・棟方志功(1903―1975)のイメージがあり「棟方志功氏がはいつくばりながら物を作っている。一生懸命、字を書くのに熱中してしまって、そういうふうな絵面になるのも面白いんじゃないかというのを、(第15話演出の)保坂(慶太)さんと話をして『それで行きましょう』ということになったのかな、あの時は」と撮影秘話を明かした。
「小栗が『あの15話のシーン(広常の最期)、つらいっす』と言ってくれた中でね、あのシーンが撮れて、何かを受け止めながら、そして次に進むために、そのステップを踏んでいくという、ある種、義時像というものをどんどんどんどん構築していってくれたと思うし、そして今があると思います」
スタジオの小栗は「とってもありがたいです。本当にあそこは1つのターニングポイントで、とても悔しかったシーンでしたね。ただ、物語上どうしようもないんですが、自分の無力さみたいなものをもの凄く感じる瞬間でしたし、それでいて頼朝に逆らえない自分の弱さみたいなものももの凄く痛感したシーンで」と振り返り、感謝した。
ドラマは16日、第39話「穏やかな一日」。ついに最終章の幕が上がる。
■日本のトレンド(10月9日午後9時)(50位以内)
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