木村拓哉、ボクシング練習3回で撮入 ジム呼び出し「『ボクシングをやってください』と言われて」

木村拓哉、ボクシング練習3回で撮入 ジム呼び出し「『ボクシングをやってください』と言われて」

ボクシング練習3回で撮入したことを明かした木村拓哉 (C)テレビ朝日

(ORICON NEWS)

 歌手で俳優の木村拓哉が12日、オンラインで行われた14日スタートのテレビ朝日系新ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜 後9:00)制作発表記者会見に参加した。

 今作は生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾(木村)が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント作品。青臭くもがむしゃらな熱を秘めた高校生たちと真剣に向き合う中、自らも変化を遂げ、新たな未来に向けて走り出していく桐沢。世代を超えた青春群像劇となる。

 高校時代にボクシングで4冠を達成しながらも挫折、その後、高校ボクシング部のコーチとなる桐沢を演じるにあたり木村は「練習はしてない。みんなはこの間、お話を聞いたら去年の10月からやられるって聞いて…びっくりしました」とボクシング部のキャストであるKing & Princeの高橋海人と山田杏奈を見ながら驚き。

 続けて「実際、経験をさせていただいたタイミングが今年に入ってライブをやらせてもらったんですけど、ツアー中に『恵比寿に来い』と言われて、行ったらジムだった。そこにプロデューサーがいて『きょうボクシングをやってください』と言われてやったのが1回目。2回目でやっさんと。計3回ですね」とハードなスケジュールで身についたという。

 そこから「撮影が始まったんです。現場に来ると自分のなかで、きょうの一本みたいな感じで。明日のためのその1じゃないけど、現場で常にプラスさせていただいています。現場で入れていくしかない」と語った。

 また「使う筋肉が全然違うのでひたすら体を動かすことと、ルーティーン的に続けていることをプラスアルファしてるくらい」と普段の体作りを明かし「(筋肉が)つきやすいらしいです。でも、今回の役は自分の体を開示するようなキャラクターではないので…体脂肪率測っていないです。毎日、ウェイトは把握するようにしています。63キロ台です。今の状態を把握しておこうかな、と続けています」と報告していた。

 この日は高橋のミット打ちの相手、さらに“腹打ち”という腹でパンチを受け止める技を公開。力強いパンチを打ち込む高橋だったが、木村相手に「僕もフルパワーでいかせてもらったんですけど、痛がってもらえなくて。そうなると半年ボクシングを学んでいた僕は傷つく」と悔しがっていた。

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