寺島実郎氏 政府の円安対応に「政権は円安のメリットを生かそうみたいなことを言ってるけど…」

 評論家の寺島実郎氏が9日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。政府の円安対応について言及した。

 7日の東京外国為替市場の円相場はドルに対して下落し、一時1ドル=145円11銭を付けた。米国で6日に複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官が利上げに積極的な姿勢を示したことを受け、米長期金利が上昇。運用に有利なドルを買って円を売る動きが優勢となった。

 寺島氏は「アベノミクスを克服していくこと。円安145円まで来ていて、政権は円安のメリットを生かそうみたいなことを言ってるけど、日本国の産業経済基盤をどうしていくんだって大きな方向感とか構想というのを語らない。となると、この岸田政権というのは安倍継承政権で終わってしまうのか、それとも自民党の強さでもあったんですけれども保守リベラルの王道というものを歩んで、もう一度、日本にもう一つ選択肢があるんだってことを見せるのか。ここが今、問われているところなんだということを僕は国民全体もよく認識しておくべきだと思います」と自身の考えを述べた。

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