ファーストステージは、松本人志が歴代最高得点となる98点をつけたビスブラが481点でトップに。勢いは止まらず、ファイナルステージでも482点と、合計963点をマーク。歴代最高得点での優勝で、3018組の頂点に立ち、優勝賞金1000万円を獲得した。
会見に登場した2人は「やりました〜」「最高です」と笑顔でガッツポーズ。ただ、フォトセッションでは、トロフィーに力負けし、原田泰雅の顔面に直撃。「中身は空洞でもいいのに（笑）」、「重みを感じました（笑）」とリアルなトロフィーを感じ、満面の笑みを浮かべていた。
きんは「みなに憧れるように精進します」と喜び、原田泰雅は「調子に載ってしまうので、偉大は相方に任せます」と返し、笑わせた。そして原田は「大阪が盛り上がればいいな。見た目も太っちょで劇場にお客さんを呼べてなかったので、恩返しできたら」と決意を新たにしていた。
同コンビは、2011年に結成。昨年9月に若手漫才師の登竜門『NHK上方漫才コンテスト』第51回大会で優勝。9月には、きんが自身のツイッターで5年前に知り合った相手と結婚したことを明かしていた。『キングオブコント』は2019年にファイナリストとして出場し、6位だった。
同大会は2008年から毎年行われ、今年で14回目。プロアマ問わず、芸歴制限なく出場可能で、歴代キングはバッファロー吾郎、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐ、かもめんたる、シソンヌ、コロコロチキチキペッパーズ、ライス、かまいたち、ハナコ、どぶろっく、ジャルジャル、空気階段が名を連ねている。
司会は浜田雅功と日比麻音子アナ。審査員は、昨年同様に松本、飯塚悟志（東京03）、小峠英二（バイきんぐ）、秋山竜次（ロバート）、山内健司（かまいたち）が担当した。
