「アベプラ」でひろゆき氏の辺野古取材を放送 “座り込み”めぐる議論で怒号が飛ぶ場面も…

 2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(ひろゆき)氏(45)が7日、MCを務めるABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月〜金曜後9・00)に生出演し、辺野古を取材しての感想を語る場面があった。

 今月3日、ひろゆき氏は自身のツイッターに、沖縄・名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れたことを報告。基地問題を巡り、同地では14年から抗議活動が続いているが、ひろゆき氏は「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」と無人だったという座り込み現場の写真を投稿した。この投稿がきっかけで、抗議活動や基地問題について多くの議論が交わされることとなった。沖縄県の玉城デニー知事も苦言を呈すなど、大きな反響を呼んでいる。

 もともと、ひろゆき氏は同番組の特集のため沖縄に取材に来たという。そこで地元民から「沖縄の今を見た方がいい」と言われ、辺野古へと向かった。夕方にキャンプ前を通ると、そこで座り込む姿の人々は見られず、「思った以上に拍子抜けですね。これ、誰も座り込んでないのに、日付増やしていっていいんですか?」と感じたことから、例の写真を投稿した。

 そして、ひろゆき氏一行は翌日午後3時に改めて米軍基地へ行くと、そこで集まっていた人々から呼び止められた。その場を仕切る沖縄平和運動センター前議長・山城博治氏は「人がいないからゼロにしろとか言ってんだって?夕方になったら帰るから、工事がある間は座り込むから」と説明した。

 これを聞いたひろゆき氏は「座り込みの意味をたぶん理解されてないと思うんですけど。辞書の意味だと“座り続けること、動かないこと”ですよ」と、自身の見解を語る。「ダンプカーを止めるために座り込みしてんのよ」という声には「それは座り込みじゃなくて、抗議行動です。僕の定義じゃなくて、辞書の定義なんです」と譲らなかった。途中マイクを借りようとしたひろゆき氏に“バカ野郎!何やってんだ、アホ!”と怒号が飛ぶ場面もあった。

 結局、議論は平行線をたどったが、山城氏から「私たちがこれから行動するから、それを見てちょうだい」という提案が。実際に現場を見たひろゆき氏は「40代もあんまりいなそうな…基本50代以上という感じもする。本気でトラックを止める気もないし、機動隊の人たちもものすごく優しくて丁寧で。僕に対して強く言ってた人たちは、機動隊には強く言わないっていう。『沖縄の未来』って言ってて、若者たちが共感してないっていうのは、誰にとっての未来なのかなって。沖縄に関係ない人の未来なのかなって気もしました」と、感想を語っていた。

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