新サブMC・鈴木新彩アナお披露目会見で、弘中綾香アナ&並木万里菜アナも「度胸がある!」と太鼓判<Mステ>

10月7日の「ミュージックステーション 2時間スペシャル」(夜8:00-9:48、テレビ朝日系)には、新サブMC・鈴木新彩アナウンサーが初登場。「ヒット再燃!今最も聴かれている90年代リバイバルソングTOP10」、「時代を超えて愛されるユーミン名曲ベスト10」という2本立てのVTR企画と、さまざまなアーティストによる生ライブが披露される。

2時間スペシャルの本番を前日に控えた6日、スタジオに建てられたMステセットでお披露目会見が行われ、鈴木アナが生放送に向けた意気込みを明かした。さらに、会見には歴代サブMCを務めた弘中綾香アナウンサー、並木万里菜アナウンサーも出席。鈴木アナに激励の言葉と、サブMCとしての心構えなどをアドバイスした。

■2時間スペシャルでサブMCデビュー!鈴木アナが意気込みを語る

司会の野上慎平アナウンサーに呼び込まれ、“Mステ階段”を笑顔で降りながら登場した鈴木アナ。新人アナウンサーらしく元気よく挨拶すると、「自分の人生の延長線上にMステがあるとは思わなかったので、私でいいのかなという気持ちがありました」と、就任決定当時の心境を振り返りつつ、「プレッシャーもありますが、私らしく頑張ります」と、決意を新たにした。

■歴代サブMCの弘中アナ&並木アナからも太鼓判

弘中アナ、並木アナからは鈴木アナの印象が語られた。弘中アナが「小動物みたいな見た目なのに、研修ではすごく前のめりに質問をしてくる。こちらが刺激を受けました」と明かすと、並木アナも「すごく細かく質問してくれる」と1カ月間ほどMステ本番の前後で行っていた引き継ぎを兼ねた研修の様子を振り返った。

さらに、弘中アナからは「生放送なので、体調管理に気をつけて」と助言が。「手洗いうがい、睡眠、栄養」を基本とすることをアドバイスされると、大きく頷き、健康管理に努めることを誓った。2人の先輩アナウンサーから「度胸がある」と太鼓判を押された鈴木アナ。デビューとなる2時間スペシャルを持ち前の度胸で乗り切る。

■緊張の“初タモリ”、その瞬間は…

会見では、サブMC就任決定後、初めてタモリに挨拶に行き会話を交わすまでの様子を追った“初タモリ映像”も公開。トランペットとホルンといった金管楽器を扱うという共通点がある鈴木アナが緊張しながらもタモリに挨拶。

「どうやって緊張をほぐしていますか」という鈴木アナからの質問に、タモリは「ガチガチでいいよ」と優しく答え、爆笑エピソードを混じえつつ、「そのままでいいよ」と励ましの言葉を掛けていた。
 
また、Mステ本番を終えたアーティストにも就任の挨拶に出向いた鈴木アナ。BiSHのアイナ・ジ・エンドからは衝撃のニックネームを授かり、郷ひろみからはタモリとの思い出話を、そしてToshlからはむちゃぶりをされるなど、早速ユーモア溢れるやり取りを繰り広げていた。

この模様の完全版は、Mステ公式YouTubeにて配信されている。

■鈴木新彩(すずき・さらさ)アナウンサーコメント

4月に入社しました新人アナウンサーの鈴木新彩と申します。精一杯頑張ります。よろしくお願いいたします!

――サブMCに決まったと初めて聞いたときの感想は?

とにかく驚きました。自分の人生の延長線上に「Mステ」があるとはまったく思っていなかったので、本当に私でいいのか…と驚く気持ちが一番大きかったです。長く続いている番組を担当させていただけるのはすごく光栄なことなので、すごくうれしい気持ちもありました。

「Mステ」は小学生の頃からずーっと見てきました。最初に見た「Mステ」でタモリさんの隣に座っていたのは竹内由恵さんでした。

――オンエアを前にした今の心境は?

初めての生放送ということもあって、本当にどうなるかな…という気持ちが一番大きいです。さらに、偉大な先輩方が務めてきた番組なので、プレッシャーに感じるところもあるんですけど、私らしく一生懸命頑張りたいと思っております。

明日の生放送もどうしようかなぁと思っているのですが、まずこの記者会見が私にとっては大きすぎて。先輩とご一緒するのも初めてなので、数日前から「記者会見どうしよう、記者会見どうしよう」と考えていました。

――弘中アナから「やる気があって素晴らしいと思います」と評されましたが?

うれしいです。ぜひ(記事に)書いていただきたいです(笑)。

――並木アナからは度胸の良さを褒められましたね。

本当に自信になります。今の先輩方のコメントだと、質問魔の印象ですよね(笑)。弘中さんも並木さんも質問したら、すべて丁寧に答えてくださって、私もすごく成長できましたし、これからもいろいろアドバイスを頂ければなと思っております。

――タモリさんとの初対面はいかがでしたか?

お会いする直前まで本当に緊張といいますか、タモリさんのような方と私がお話していいのか…くらいに思っていたんですけど、いざお話し始めてみたら、金管楽器の話だったり、VTRからはカットされていましたけど、私はフィルムカメラが好きなんですけど、そういったレトロなものの話で盛り上がったりと、カメラを忘れてお話を楽しんでしまいました。今もタモリさんとの楽しかったお話を思い出しながら、VTRを見ていました。

(野上慎平アナから、会っていきなり金管楽器の話をしたことをツッコまれ)最初に自己紹介をしていいよと言われていたので、心をつかめたらなと思って言ってみました(笑)。うちには父のものですが、トランペットが3台あるんです。私はホルンを演奏します。

――タモリさんから「(緊張で)ガチガチでいいよ」と言われていましたが、その点についてどう思いましたか?

そう言っていただけるのがうれしかったですね。「精一杯やってね」とか「完璧にやってね」ではなくて、プレッシャーをかけず「ガチガチでいいから。そのままでいいよ」と言ってくださったのが一番の救いというか、うれしいお言葉でした。

(弘中アナと並木アナは「反省するな」と言われたと聞いて)私も反省しちゃうとは思うんですけど、1回の放送で失敗してしまったことでずっと落ち込むのではなくて、「次どうすればいいかな」と前向きに考えて向上していきたいなと思います。

――新サブMC就任のニュースが解禁されたときの、周囲の反応はいかがでしたか?

誕生日のときの5倍くらい友達から連絡が来てびっくりしました!両親の反応は…正直あんまり覚えていないです(笑)。中学・高校時代の吹奏楽部の顧問の先生にご報告させていただいたんですが、リリースが朝5時解禁だったので、私が寝ていても送れるようにメールの送信日時を朝5時に設定して…。

そしたら、朝7時に返信してくださって「先輩方のアドバイスを受け止めて、スタッフの方々への感謝を忘れず、お仕事を頑張ってください」と。本当に顧問のときのままのコメントを頂きました。

――初日の「Mステ」に向けて準備していることは?

出演されるアーティストの方の情報をチェックするようにしています。出られる方が決まった段階で、全曲を調べてプレイリストにして聴く1週間を過ごしていました。これは、これからもずっと続けると思います。

――タモリさんと会う前と会ってからの印象の変化はありますか?

視聴者として拝見していたときは「タモリさんがテレビの中にいることが当たり前」という存在の方だったので、どんな方なのか想像がつかなかったんです。実際にお話したときにどんな会話をするんだろう、タモリさんがお好きなものって何だろう…と疑問だらけの存在でした。

ただ、サブMCに決まって、いろんなスタッフさんや並木さんからも「本当にタモリさんは懐が深くてすてきな方です」とお伺いしていて。実際に会ってみたら、皆さんが仰る通りで、本当にすてきな方だったなと思っております。

印象の変化という点ではそこまで大きくなかったと思います。初日の放送も精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!

■弘中綾香アナウンサーコメント

2013年の10月から2018年の9月まで、「ミュージックステーション」のサブMCを務めてまいりました弘中綾香と申します。よろしくお願いいたします。

――勝手知ったるスタジオですが、いかがですか?

私がやっていた頃とはセットが変わっています。ちょっとずつ進化しているんですよ。

――鈴木アナの印象は?

私は鈴木さんの新人研修を一度担当したことがあります。小柄で小動物みたいなかわいらしさがある一方で、研修ではすごく前のめりで、質問が止まらないんです。「そこまでくる!?」みたいな感じで(笑)。

「すごい! この子、やる気ある!」と思って、私が刺激を受けた部分もありました。本当にやる気があって素晴らしいと思います。私も先輩に支えてもらいましたので、そうやって受け継いだものを引き継いでいきたいなと思いました。

――鈴木アナとタモリさんの初対面VTRを見ての感想をお聞かせください。また、ご自身がタモリさんと初めて会ったときはいかがでしたか?

タモリさんは包容力があるといいますか、きっと大きな懐で包んでくださると思います。「そのままでいいよ」というのはうれしい言葉ですよね。

私は初めてタモリさんにお会いした時のことを正直あんまり覚えていないんです(笑)。それには理由がありまして、私は「10月からキミがMステのサブMCをやるよ」と言われたその足で、ご挨拶に伺うというフルコースだったんですよ。

「夢かな?私が次からMステ!?」と思いながら、急にタモリさんの楽屋に伺ったので、「え、本物!?」という感じで、あまり会話をすることもできず、「弘中綾香です。よろしくお願いします!」とだけ言って帰ったという印象しかないんです。そういう時期もありましたね(笑)。

――タモリさんから掛けられた言葉で「これだけは忘れられない」という言葉は?

私も「生放送に反省はいらない」という言葉をいただいたことがあります。「生放送は同じ瞬間が二度と起こることはないから、一瞬一瞬を反省しても意味がない」と、仰っていたんです。

「ミュージックステーション」って、毎回放送後にスタッフの皆さんと私たちで反省会をするんですけど、その反省会にも「行かなくていいよ! 飲みに行こうよ!」という感じで…実はスキップしたことも何回かありました(笑)。

「反省しなくていい」とはいえ、しちゃうんですけど(笑)、タモリさんは“くよくよするな”ということを仰りたかったんだと思います。

――(鈴木アナから先輩へ質問)一番気を付けていたこと、意識していたことは?

生放送なので、まずは体調管理です。本当に私たちは体が資本なので、風邪をひいたり、体調を崩してしまったら、いろんな方にご迷惑を掛けることになるので、とにかく体調管理!これから4年間、5年間くらいは風邪をひかないようにしてください(笑)。

(鈴木アナから体調管理法を聞かれて)シンプルに手洗い、うがい!睡眠も大事ですよ。そして、栄養!ちゃんと食べてね。

あとは並木ちゃんも言っていたけど、臨機応変に対応する、生放送を楽しむという気持ちが大切だと思っています。新人の時やまだ慣れていない時だと、「台本に沿って進行しよう」とか、「あぁ時間が…!」って思ってしまうんですけど、スタジオに流れている空気や、アーティストの皆さんとのお話を楽しんで、あまり固執せず臨機応変に楽しんでください。

――(鈴木アナから先輩へ質問)「ミュージックステーション」を担当したことによって、ほかのお仕事にも生かせているなと思うことは?

人脈です。「ミュージックステーション」でないと出会えない方っているんですよね。情報番組だとアーティストの方にお会いする機会があまりないんです。5年間「ミュージックステーション」をやらせていただいて、日本のトップアーティストの皆さんにほぼ会わせていただきました。

そのおかげで、今ほかの番組でお会いする時にも、ちょっと踏み込んだ質問ができたり、バラエティー番組の進行がしやすい、ということがあるので、「ミュージックステーションをやっていてよかったなぁ」と思うことばかりです。

皆さんも“Mステをやっていた弘中さん”と覚えてくださっているので、なんとなくアイコンタクトが取れたり、本当に助けていただいています。

――Mステを担当して良かったと思うこと、一番印象に残っていることは?

「ミュージックステーション」という番組が、ホームというかふるさとというか、そういう存在になったことが一番だなと思っています。今の鈴木さんのように、まっさらの状態でMステに入って、制作の先輩に教えていただいたことも多いですし、今もこの場所に来るとその時の気持ちに戻れるというか、初心に帰れる場所だと思っています。

卒業してからも「Mステに恩返ししたい」という気持ちが大きかったので、私のモチベーションの泉(笑)…モチベーションの基になっている番組だなと思います。

印象に残っているのは30周年記念で行った「ウルトラFES 2018」の10時間の生放送です。テレビ朝日を通しても10時間の生放送というのは初めてでしたし、もちろん私の人生の中でも初めてのことで、いろいろと初めて尽くしではあったんですが、アーティストの方と作り上げる気迫といいますか、スタジオに渦巻く空気がすごかったんです。

あの緊迫感と、「いいものを届けたい!」というみんなの気持ちが一緒になった瞬間というのが忘れられません。あれを超えるものがこれからのキャリアであるのか心配になってしまうくらい印象に残っています。

――「ミュージックステーション」を卒業してからタモリさんとは交流がありますか?

金曜日にはタモリさんがいらっしゃるということが分かっているので、私が違うスタジオで収録している時などにも楽屋に遊びに行かせていただいたりしています。たわいもない話をさせていただくことが多いですね。また、一緒にお食事をさせていただいたり、卒業してからも気に掛けてくださっている、と私は信じています(笑)。

■並木万里菜アナウンサーコメント

2018年10月から先月まで4年間担当いたしました、並木万里菜と申します。よろしくお願いいたします。

――ご自身の初会見は覚えていますか?

そうそうたるメンバーでした。下平さんから弘中さんまで5人の大先輩に囲まれて、次の日の生放送よりも緊張しました。

――1カ月ほど鈴木アナにレクチャーをしたそうですが、印象は?

放送当日のリハーサルから一緒に来てもらったんですけど、第一印象としては度胸があるなという印象でした。アーティストの方にご挨拶をする時に、「次に担当します」とご紹介したのですが、その時も物怖じもせず、質問をしたり、お話をしたり、けっこう度胸があり、「大丈夫だ!」と思いましたね。

――ご自身がタモリさんと初めて会ったときはいかがでしたか?

私はすごく覚えていて、楽屋に挨拶をさせていただいた時に、「あ、タモリさんだ」と。やっぱりテレビの中でしか見たことがない方だったので、最初は神様みたいな感じがしましたね。お話をしていくうちに、タモリさんは人を緊張させないな、という印象を受けました。

あんなに大御所で有名な方なのに、初めて会った大学を卒業して間もない若者に対してもすごく丁寧にお話してくださって、こんなにすごい方がこんなに人を緊張させないしゃべり方をされるんだって、びっくりしましたね。

最初にご挨拶させていただいた時に、「反省はするな。向上心はいらない」という言葉をいただきました。社会人になったばかりの若者に対しては、一般的には逆のことを多く説かれると思うんですが、ただ反省はしても、過去のその状況に戻ることはないし、必要以上に未来にとらわれて憂いていても、今を大事にできないという解釈をして、そういう考え方はすてきだなと、私もこの言葉を胸に頑張ろうという風に感じました。

――(鈴木アナから先輩へ質問)一番気を付けていたこと、意識していたことは?

私は、今を大事にする、その瞬間を大事にする、ということを一番気をつけていました。1回の放送の中で「あそこをもっとこうすればよかった」とか「間違えちゃった」って、4時間の生放送や10時間の放送だと、やはり反省するところがあるんですよね。

ただ、そこにとらわれてしまうと、次の進行のことを考えられなくなったり、おろそかになってしまったりするので、「今」という瞬間にフォーカスすることを気をつけていました。

――(鈴木アナから先輩へ質問)「ミュージックステーション」を担当したことによって、ほかのお仕事にも生かせているなと思うことは?

私は生放送を4年間担当してきて、最初の頃に比べると臨機応変に対応できるようになったかな、というのは収穫としてありますね。

弘中さんが言われた通り、予想外なことや台本にないことが起きたりすることが多々あったので、そういう時でも私がなんとかしなくちゃいけないんだという責任感でなんとか乗り切ってきました。

もちろん、タモリさんやアーティストの方々など皆さんに支えていただきながらですが、臨機応変さがその後も生かされていると思います。

――Mステを担当して良かったと思うこと、一番印象に残っていることは?

一番良かったことは、やはりタモリさんと一緒にお仕事ができたことだと思います。テレビ朝日に入社して、ミュージックステーションを担当するということは、本当に数年に1回で交代する貴重なことなので、まさかそんな機会に巡り合えると思っていませんでしたし、本当にそれは人生のかけがえのない財産だなというふうに思っていますね。

印象に残っていることは、4年間全てなんですが、私の時は特にコロナ禍ということもありまして、なかなか通常の放送に戻れないという時期が2年半あり、タモリさんやアーティストの方と話す時も仕切りがあってしゃべりづらかったりとか、空気を読めなかったり、間が分からなかったりしたんですが、コロナ禍でもなんとか音楽を届けるんだっていう気概をもって皆さんが尽力してくださったことが印象に残っています。

――「ミュージックステーション」を卒業してからタモリさんとは交流がありますか?

卒業した後にタモリさんと一度お食事をさせていただく機会がありまして、高いウイスキーをたくさんいただき、すてきな音楽を大音量で聞かせていただき、本当に夢見心地なひと時でした。本来ならこちらが感謝しなくてはいけない立場なのにも関わらず、タモリさんがおもてなしをしてくださり、本当にこの番組を愛してくださっているんだなということを感じました。

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