松任谷由実 個性的な声は教会のパイプオルガンがきっかけ?「初めて聴いて衝撃を受けて」

 シンガー・ソングライター松任谷由実(68)が、6日放送のNHKの音楽番組「SONGS」(木曜後10・00)にゲスト出演し、デビュー前の音楽の思い出を語った。

 母校の礼拝堂で聴いたパイプオルガンの荘厳な音色に魅了され、独学で作曲を始めたというユーミン。「初めてパイプオルガンを聴いて衝撃を受けて、声がパイプオルガンになっちゃったんですよ。みんな、この話をすると不思議がるんですけど、すり込まれちゃう。若いころは特に。すごく好きなものだと声が似ちゃったり、そういうこともあるかもしれません」と打ち明けた。

 そのころ出合った音楽が、英人気ロックバンド「プロコル・ハルム」の世界的名曲「青い影」だった。デビュー40周年を迎えた12年にはロンドンへ。バンドのリーダーでボーカルだったゲイリー・ブルッカーさんと「青い影」をレコーディングし、ツアーも回るという機会に恵まれた。そのブルッカーさんも今年2月、がんのため死去。ユーミンは「悲しいです。もう会えないと思うと」と、当時を思い出しながらつぶやいた。

 ブルッカーさんは、ユーミンにあるプレゼントをしてくれたという。「私が影響を受けて作った作品に、英語の詞を付けて下さって。それを歌っているのを聴いたら、涙が出るし、いかに影響を受けていたかということがあらためて分かった。幸せなことですよね」としみじみ語っていた。

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