熱烈な燕党として知られる俳優の三宅裕司(71)が29日、都内で、主宰する劇団スーパー・エキセントリック・シアターの本公演「堕天使たちの鎮魂歌〜夢色ハーモニーは永遠に〜」(東京・池袋サンシャイン劇場で10月21日〜11月6日まで)の会見を行い、25日に決定したヤクルトの優勝を喜んだ。
優勝当日は稽古日だったが、試合前に切り上げて歓喜の瞬間をテレビ観戦。小倉久寛(67)にサヨナラ勝ちを予言していたといい「その通りになりました。70歳過ぎた男が立ち上がって万歳しちゃうのは不思議ですよね」とニヤリだった。公演の開幕2日目に日本シリーズが始まるが「開始時間は?夜?じゃあ、大丈夫。一応、舞台で肩は作っておきますけどね。昼は舞台で全力投球」と腕を回した。
劇団にとって60回目の節目となる舞台は、歌とダンスに特化した意欲作。実力はあるが売れない女性コーラスグループが、突如現れた敏腕プロデューサーとともに芸能界を駆け抜けていく姿を描く。