■『The Battle Cats presents 超RIZIN』(25日/さいたまスーパーアリーナ)
世界から注目を集める『超RIZIN』の第3試合で、フロイド・メイウェザーのボディガードのジジ(40)と対戦した皇治(33)が、20キロの体重差をものともせず、3ラウンド50秒に左フックで見事なKO 勝利を飾った。
世界から注目を集める『超RIZIN』の第3試合で、フロイド・メイウェザーのボディガードのジジ(40)と対戦した皇治(33)が、20キロの体重差をものともせず、3ラウンド50秒に左フックで見事なKO 勝利を飾った。
会見や前日軽量で激しく挑発しあってきた2人が、いよいよリングで対峙した。20キロの体重差はボクシングではあり得ないハンデだが、そこは“俺たちのスーパースター”皇治、序盤はジジの圧力に苦しむシーンも見られたが、2ラウンド終了間際に強烈な左フックで顔を背けさせた。
勢いに乗って迎えた第3ラウンド、開始早々に右フックで初めてのダウンを奪う。なんとか立ち上がったジジだが、すでに息切れ状態で、皇治が攻撃の手を緩めずにラッシュを仕掛けると鮮やかなKOを見せつけた。
試合後にはジジの手を上げて、マイクを握ると「ま、当然の結果です。アメリカからはるばるRIZINのリングに上がりに来てくれた、結果的にオッチャンやけど、ジジ、サンキュー」と感謝を伝えた皇治。
続けて「このあと出てくるマルコメくん(メイウェザー)、記者会見で俺が圧倒します、試合でもイケるんちゃうかなって。つぎはマルコメとやりたいです。ボディガードを倒したんだから、5億円で俺を雇ってください」と皇治節を響かせながら、「今日に限っては朝倉未来くんを応援します。皆さん応援しましょう」と会場に呼びかけた。
最後に「きょうで『モテてしゃーない』は卒業します。おとなしく家に帰るんで週刊誌はついてこないでください」と、話題となった路チュー騒動を自らネタにして、会場を盛り上げた。

