最初に登場したのはNetflixシリーズ『今際の国のアリス』に主演する山崎。「日本が舞台で日本人が日本語で撮影しているのでやっぱり日本独特のユーモアだったりそのまま日本の魅力を世界の方に感じてもらえます。日本で撮っている作品が世界に出ていくっていうのはすごくうれしいですし、誇らしいです」と、語る。
同じく『今際の国のアリス』に主演する土屋が続く。「(海外の俳優の方々は)企画段階から関わっている方々が多くてそれは私の最終段階の憧れのひとつなのでいつかお会いしてみたいなと思います。自分自身が今キャリアを積み上げているなかでいつかは直接海外に行って反応を聞きたいなって思います」と、希望を打ち明ける。
森と出口はNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』(2023年1月12日独占配信)に出演。映画『万引き家族』などの是枝裕和による総合演出で、京都の花街を舞台に“まかないさん”と“舞妓”のおいしく美しい日々をつづった同名漫画をドラマ化。
舞妓たちが共同で生活する屋形のまかないさん・キヨを演じた森は「世界に響く作品というのは(総合演出である)是枝さんの制限のないフリーなお人柄とか撮り方があってのものだったんだなって感動しながら撮ってました。大事にしてるものは変わらず同じ愛し方で、お芝居もいろんなものも愛していけたらと思ってます」とコメント。
由緒ある祇園の花街で名を馳せる舞妓・すみれを演じた出口も「私自身すみれと一緒に成長できたと思える作品。是枝さんから現場で目と耳と目線が大事と教えていただいたものを今でも意識して使うようにしてます」と話しており、国境を超えて活躍する是枝監督から多くの影響を受けたよう。
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の空条徐倫役の声優・ファイルーズは「私は日本だけでなくエジプトにもルーツがあるのですが、エジプトや中東系の方からもアラビア語でメッセージをいただいてエジプトの誇りだって言ってもらえたりして、やっぱり自分自身にも自信が持てるようになって、徐倫と一緒にここまで歩いてこれて本当によかったなって思いました」と、世界配信される作品へのやりがいを語っている。
公開された映像の最後に再び山崎が登場し、「世界に向けて日本の最高のチームでまた勝負ができるっていうことで、本当にやってやるぞ、っていう気持ちで飛び回っている撮影もいっぱいあった」と言い、「世界に届けたい作品が、ここにあります」と締めくくっている。
Netflixの作品からは世界的に大ブレイクする俳優が続出。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』イレブン役のミリー・ボビー・ブラウン、『ペーパーハウス』トーキョー役のウルスラ・コルベロ、『クイーンズ・ギャンビット』のアニャ・テイラー=ジョイ、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』などに出演し“Netflixの息子”とあだ名されるソン・ガン、『イカゲーム』セビョク役のチョン・ホヨンらに続くスターの出現に期待したいところだ。

