俳優、唐沢寿明（５９）が２０日、東京都内で行われた縦型ドラマ「トップギフト」の完成イベントに出席した。ＬＩＮＥ（出澤剛社長）が運営する「ＬＩＮＥ ＮＥＷＳ ＶＩＳＩＯＮ」が１０月７日からスマートフォンの縦型画面用に配信するドラマで、この日は唐沢の主演がサプライズで発表された。
唐沢は自ら「天使」と名乗る謎の男を演じたが、劇中ではアドリブで〝決めポーズ〟も披露したといい、「樹木希林さんと西田敏行さんから教わった技」と笑わせた。共演の菅生新樹（すごう・あらき、２３）は俳優、菅田将暉（２９）の弟で６月に芸能活動を始めたばかり。「初めて入った現場だったんですけど、唐沢さんはアクションでの転び方とかも教えてくださって。夢のような時間でした」と感激の表情を見せた。
作品では唐沢が助けるヒロインの成長とその家族の絆が描かれるが、ヒロイン役の石井杏奈（２４）も初共演の唐沢に「とてもやさしくて、暑かったロケでは毎日現場にアイスやジュースの差し入れをしてくださった」と感謝した。
ここで唐沢は「アイスに関しては事務所のギャラから引いてるんでね、大丈夫ですよ」と照れ隠し。ところがこれに司会の女性が「ちっちゃいなー！ アイスぐらいで」とツッコみ、唐沢は「誰が小さいんだよ！ 初めて言われたよ。嫌いじゃないけどね」と応戦。安藤政信（４７）も「唐沢さんは全然小さくないです。前の現場でも抹茶ラテを１回だけ買ってもらった」と〝フォロー〟して、唐沢の〝傷口〟を広げる爆笑会見が続いた。
この日は俳優、玉山鉄二（４２）らがメインキャストの同じ縦型ドラマ「終わらせる者」（９月２２日から配信）の完成報告も行われた。
