藤原大祐が「純愛ディソナンス」の“怪演”で鮮烈な印象放つ…一変した表情に「やっぱり」「まさか」の声

Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務めるドラマ「純愛ディソナンス」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)。9月15日に放送された第10話では、ラストで正樹(中島)と冴(吉川愛)にまさかの展開が訪れた。そのなかで冴とシェアハウスで同居する晴翔(藤原大祐)の秘密が明らかになった。(以下、ネタバレがあります)

■正樹と冴の恋路は切ない展開に…

同作は、新任音楽教師と生徒として出会った新田正樹(中島)と和泉冴(吉川)の純愛を軸にストーリーが展開。タブーと背中合わせの純愛は、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス=不協和音”となり、ドロドロな展開を生み出していく。

冴の同級生で共にシェアハウスで暮らす朝比慎太郎にHiHi Jets・高橋優斗、元国語教師で正樹の妻となった新田愛菜美に比嘉愛未、冴のアルバイト先であるアプリ会社の社長・路加雄介に佐藤隆太がふんする。

第10話は、愛菜美の父・賢治(光石研)が提示した手切れ金を、病を患っている母・静(富田靖子)のために冴が受け取り、正樹には別れを告げるというストーリーが描かれた。しかし、そんな冴にラストでピンチが訪れた。

■晴翔の正体が明らかに

これまでタロットで隠者のことをいう“ハーミット”との名で、静や愛菜美の兄・北都(和田正人)らに正樹や冴の情報を流していたのは、晴翔だった。さらに、晴翔が、正樹の元同僚で服役中の加賀美(眞島秀和)の息子だということも分かった。

加賀美は不倫していた小坂由希乃(筧美和子)を殺して遺体を隠したが、バレそうになって自殺しようとしていたところを正樹が止めて逮捕されたのだった。

その後、母親が自殺してしまい、晴翔は正樹が加賀美のことを暴いたために母親が苦しんだのだと逆恨みにも近い感情を抱くようになっていた。

晴翔は、かつて加賀美や正樹が教鞭をとり、冴や慎太郎らが通った高校に冴を呼び出した。

「冴ちゃんが新田先生と別れたくなったのってさ、一番は冴ちゃんの中に後ろめたさがあったからじゃない」と不倫を責めるように問い掛け、「そういう苦しみを背負うのは、一番近くで支えてきた家族の方。愛人ってさ、ほんとお気楽だよな」と言い放った。

そして、「あんた、そっくりだよ、小坂って教師に」と冴との距離を詰めた。

■冷酷な表情を見せた藤原大祐“晴翔”

冴や慎太郎らのシェアハウスに仲間入りした晴翔には、これまで怪しいと思わせる場面もあった。なかでも第8話では、正樹への恋心に夢中になる冴に心を痛める慎太郎に「恋愛したら、みんな自分のエゴで動く。だから、周りは傷つくし、逆にこっちが傷ついても、恨みっこなし。何でもありなんだよ…残酷だけど」と言った。それは慎太郎を慰めているようでもあったが、晴翔の思いでもあった。

そのときの慎太郎の肩越しに見える晴翔の表情は冷たさを感じた。そして、第10話の冴との場面ではさらにその表情が冷酷なものに。さらに由希乃を殺したのが本当は自分であることを明かしたときは、目はうつろのまま、片方の口角を上げて言う不気味さだった。

登場時から何かあるのではと考察していた視聴者からは「やっぱり」の声が上がったが、殺人まで犯していたことには「まさか」と驚きも。Twitterのトレンドでタイトルがトレンド1位とる反響のなか、藤原の悪の表情へと一変した怪演に対して「目が怖かった」「すごい演技だ」「かわいさ封印して凄味がありゾワっとした」といった感想が寄せられた。

■晴翔を演じる藤原大祐とは?

藤原は、2003年10月5日生まれで、2019年より芸能活動を開始。本作で父親役を演じる眞島とは、2020年の眞島主演ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」で共演し、甥っ子を演じた。

そのほか「恋する母たち」(2020年、TBS系)、「推しの王子様」(2021年、フジテレビ系)や、映画「愛のまなざしを」(2021年)、「モエカレはオレンジ色」(2022年)などに出演してきて、これからが期待される俳優。

これまでの作品ではかわいらしい表情を見せることが多かったが、今回の狂気をにじませた演技でさらなる幅を広げた。

本作は次回、9月22日(木)放送の第11回が最終回。藤原演じる晴翔の結末にも注目したい。

※高橋優斗の「高」は正しくは「はしご高」

◆文=ザテレビジョンドラマ部

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