お笑いタレントの東野幸治(54)が、8日深夜放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」(金曜深夜1・00)に出演。今月2、3日に行われた吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」を終えた感想を口にした。
「伝説の一日」では、ダウンタウンが31年ぶりに漫才をしたことで話題となったが、東野は「10年後、120周年記念で誰が頭を張るねんやろ」と未来のことが頭をよぎったという。「10年後、俺64歳ですよ。ダウンタウンさんもいくつ?70前で。70前の人に10年ぶりに漫才てのも酷やし…誰が?と俺が勝手にフォーマット考えた」と語り始めた。
「10年後のトリはこの人かなとか、20年後、トップ誰やねんとか。第7世代の人らが55歳ぐらい。一番脂が乗ってるから、その世代が中心でやるのか、トリ誰とか」と具体的な名前こそ出さなかったが120周年、さらには130周年に思いをはせた。
そして「歌舞伎じゃないですけど、脈々と親子3代で吉本興業を愛していただく。吉本がまたぐっと1つになって、巨大なお笑い企業な感じがする」と吉本の偉大さを口にした。
一方で伝説の一日を紹介した記事を読みながら、「この時系列が逆でこの110周年記念が終わって、その後に闇営業騒動が問題になってたら、宮迫とか(ロンドンブーツの)亮はあんな会見開くんかなって」とポツリ。
「すごい企業やなと思いながら、宮迫は今、どう思ってんのかなとか、こっそり見てんのかなとか、距離取ってぐっと我慢してんのかなとか、いろんな事を考えさせられた」と東野。大成功に終わった一方で、吉本興業を去った後輩への率直な心境を明かした。