お笑いタレント西川きよし（76）が、6日放送の日本テレビ系「ザ！世界仰天ニュース」（火曜後9・00）に出演し、かつて漫才コンビ「やすしきよし」を組んでいた故・横山やすしさんの都市伝説的なエピソードの真偽について語った。
天才的な話芸とともに、トラブル続きの私生活が世間を騒がせたやすしさん。うそか本当か分からないうわさ話を、出演者たちが西川にぶつけた。
「銀シャリ」の鰻和弘は「映像に残っていない、ド下ネタ漫才があるらしいんですよ」と、自身が知るうわさ話を披露。すると、西川は「酔った人でも大爆笑になるネタを作ろうと思って、作ったんや」と、うわさを事実と認めた。舞台を見に来た客だけのサービスとして作ったという。放送にはふさわしくなかったのか、口に出すのをためらっていたが、「サービスやったらしゃべるけど？」と開き直り、出演者たちから止められていた。
「錦鯉」の長谷川からは、やすしさんが飛行機に乗った時に逸話の真偽を尋ねられた。離陸前にあくびをしたパイロットを見るや、コクピットの扉をたたき抗議したといううわさだったが、西川は「中へ入って扉をドンドンドンドン！と（たたいて）、えらい文句言うたらしいよ」と、こちらも事実と認定した。「オズワルド」畠中悠は、漫才中に借金取りが客席にいたといううわさをキャッチ。西川は舞台の上手と下手に「怖いお兄さんがいるわけよ」と事実と認定。漫才が終わるや、やすしさんが客席の方向に逃げたと明かし、笑わせた。
最後は笑福亭鶴瓶が、楽屋にやすしが愛人を連れて来たエピソードの真偽を質問した。西川はその現場にいたといい、状況を説明した。愛人連れのやすしの楽屋に、子供を連れた妻がやって来て、まさかの鉢合わせをしてしまったという。
ところが、やすしさんは妻に「おう、どないしたんや？」などと平静を装いつつ、「おい、西川さんのお客さんや。あいさつせんかい！」と、その愛人を西川の知人であるかのように紹介。西川は「おいおい、待てって！結果、わしかい！」と当時の慌てぶりを再現し、笑わせていた。
