栃木県大田原市湯津上の湯津上村民食堂が8月31日で閉店した。市によると、運営する宇都宮市内の業者から、新型コロナウイルス感染拡大による営業不振と電気料金などの上昇により、営業継続は困難との連絡があったという。市では今後、新たな業者を探す。
同食堂は2002年に当時の湯津上村が村営で開始。編入合併で大田原市となってからは指定管理者制度で営業し、18年4月から民間業者に施設を賃貸していた。
同食堂では地域おこしを兼ねて21年3月から、近くにある国指定史跡の前方後方墳「下侍塚古墳」(全長84メートル)を5000分の1の大きさで忠実に再現した「日本一美しい古墳カレー」を提供し、話題になっていた。


