歌手で俳優の福山雅治が３１日、都内で主演する人気シリーズ「ガリレオ」の最新作「沈黙のパレード」（９月１６日公開、西谷弘監督）の完成披露舞台あいさつを行った。
天才物理学者・湯川学が科学的な検証と推理で不可解な難事件を解決する姿を描いた、東野圭吾氏の推理小説が原作。劇場版は「容疑者Ｘの献身」（０８年）、「真夏の方程式」（１３年）に続き第３弾になる。
ジャパンプレミア上映後舞台あいさつに登壇した福山は「反応が楽しみです。どういった感想なのか。（観客にそれを）どう聞けばいいのか。拍手もらってもいいですか？」と提案。「僕はコロナ禍でライブをやっていて、声出しができないライブをやっていましたから。拍手にも表情があると分かっていますから」大きさと質を聞き分け、観客の反応を確かめていった。
０７年にフジテレビ系で連続ドラマ化され、１５年。初参加した川床明日香、出口夏希が５歳だった時にスタートしたことに驚きつつも「『渡る世間』になっていくしかないですよね」と長寿化に意欲をみせた。
司会の軽部真一アナが「１５年前と、湯川先生はほとんど変わらない雰囲気ですからね。福山さんが“実に若々しい”と思う人は拍手を」と問いかけると、割れんばかりの拍手が沸き起こっていた。
