東方神起、少女時代らが所属する韓国の芸能事務所「SMエンターテインメント」主催のライブ「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS@TOKYO」の最終日公演が29日、東京ドームで行われ、多国籍4人組ガールズグループ「aespa」(エスパ)がトップバッターを務めた。
会場の熱気がマックスに到達するなか、4人が登場した。K−POPアーティストのデビュー曲では史上最短でミュージックビデオ再生回数1億回を記録したデビュー曲「Black Mamba」で会場の熱気はさらにアップした。
韓国国籍でリーダーのKARINA(カリナ=22)は「今日は思いっきり遊びましょう!」。WINTER(ウィンター=21)は「みなさん最高!」と、サムアップ。中国国籍のNINGNING(ニンニン=19)は「みなさん盛り上がっていますか?」とし、日本国籍のGISELLE(ジゼル=21)が「SMファンのみなさん、会える日まで本当に楽しみでした! 今日の公演は見どころや楽しいポイントが本当にたくさんあるので、みなさん最後まで楽しんでくださいね」と呼びかけた。
その後、KARINAが「次の曲を聴いたらみなさんもレベルアップすること間違いなしです。SMTOWN LIVEで最高の思い出を作りましょう!」とあおり「Next Level」を続けて披露した。
同ライブが日本で開催されるのは、約3年ぶりで10回目。今年は東京ドームで、27日〜29日の3日間開催。総勢16組54人のアーティストが出演し、3時間超えで計43曲を披露。3日間で計15万人を魅了した。
◆aespa(エスパ) 多国籍4人組ガールズグループ。「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をベースに活動。20年11月に「Black Mamba」でデビュー。同曲は、K−POPアーティストのデビュー曲として、史上最短でミュージックビデオ再生回数1億回を突破。デビュー以降、韓国で「新人賞」をはじめ、数を多くの賞を受賞。21年10月の「Savage」は、米「ビルボード200」で20位にランクイン。
22年4月、アメリカ最大規模の野外音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」のメインステージに、K−POPガールズグループで初めて招待される。同年5月には米・経済誌「フォーブス」が発表した、30歳未満の世代を代表する30人「30アンダー30」で、K−POPアーティストとして唯一選出。同年7月5日、米ニューヨーク国連本部総会会議場で行われた「2022持続可能な開発に関する国連ハイレベル政治フォーラム」でスピーチ。同月8日、2枚目のミニアルバム「Girls」を発売。韓国で歴代最高の初動売り上げとなる、約142万枚を突破する快挙を成し遂げた。