元プロレスラーで参議院議員としても活動したアントニオ猪木（79）が28日、送の日本テレビ系『24時間テレビ45「会いたい！」』に登場した。
現在、猪木は、数万人に1人が発症するという難病・心（しん）アミロイドーシスで闘病中。2018年に発症して以来、何度も生死をさまよいながらも、自らその闘病の姿をYouTubeなどで、積極的に発信し続けている。
この日、さまざまな思い出のある両国国技館に車いす姿で登場した猪木は「元気ですか〜」と発声。現状を問われると「見た通りで、その瞬間を必死に頑張っています。本当は起きれる状態じゃないんですが、皆さんにお会いすることで元気をもらえます。旧知の徳光和夫から「イラクにも行きましたね」と話しかけられると、猪木は「そうですね。いろんなところへ行った」と笑顔で応じていた。
その後、代名詞の詩となる「道」を口上。最後は「1・2・3、ダー！」と拳を掲げていた。
同番組は27日の午後6時30分からスタート。今年のテーマは『会いたい！』。東京・両国国技館から生放送、3年ぶり有観客で実施される。人気グループ・嵐の二宮和也、KAT-TUNの中丸雄一、Hey! Say! JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨によるYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のメンバーがメインパーソナリティーで、5年ぶりとなる単独でのチャリティーランナーをお笑いコンビ・EXITの兼近大樹が務めている。
