阿部寛、ドラム購入を検討「いまだに悩んでいます」磯村勇斗は「僕は買いませんでした(笑)」

俳優の阿部寛が8月26日、都内で開催された映画「異動辞令は音楽隊!」の初日舞台挨拶に、共演の清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、モトーラ世理奈、内田英治監督と共に出席。好きなシーンや、一番苦労した場面について話した。

■阿部寛、好きなシーンを明かす

犯罪捜査一筋30年の鬼刑事・成瀬を演じた阿部は、公開初日を迎えたことについて「うれしいですね」と笑顔を見せ、特に好きなシーンを聞かれると「成瀬が段々と音楽を好きになっていくシーンで、教会に練習をしに行くと、清野さんが演じる春子が教会で泣いているのを見るんです。そこから徐々に展開が変わっていくんですけど、あのシーンはすごく透明感があって好きですね」と語った。

MCからドラムを続けたいか問われると「買おうかなって思ったんですけど、家に置けないし、音が出せないなって思って、いまだに悩んでいます。でも、本当に好きになったので、機会があったら買いたいです」と答えた。これに対し、自身も役でドラム演奏経験がある磯村は「無理だと思って僕は買いませんでした(笑)」と言い、会場を笑わせた。

■苦労したシーンを回顧「段々と僕が緊張してきて…」

また、好きなシーンについて高杉は「阿部さん演じる成瀬が初めて音楽隊の教会に来るシーンです」と口にすると、「僕もあのシーン好きですね」と阿部。「こういうキャラは反抗してくるじゃないですか。この2人のそれがすごく好きで『若いのによく来てくれた!』って思いました」と自身に反抗する役どころの清野と高杉を絶賛した。

さらに、一番苦労したシーンについて阿部は「最後の方に、磯村くんが僕に白状するシーンがあったじゃないですか。磯村くんの芝居を見て、僕はオッケーじゃないかって思ったら監督がねばったんですよ。10テイクを超える数やっていたので、段々と僕が緊張してきて『頑張れ!』みたいな顔になっちゃって、『抑えなきゃ抑えなきゃ。自分の芝居に入らなきゃ』ってなりましたね」と振り返った。

このシーンについて磯村は「(阿部さんを前に)最初は申し訳ないって思っていましたが、途中からそれどころじゃなくなっていましたね。『やばいやばい』って周りが見えなくなっていました」と明かしていた。

◆取材・文=大野代樹

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